ローリング・ストーンズ / ギタリスト

更新日:09-01-07 10H
ギタリスト50音
  41- / 81- / 121-
 161- / 201- / 241-
 281- / 321- / 361-
 401- / 441- / 481-
 521- / 561- / 601-
 641- / 681- / 721-
 761-



 ここでの情報はAmazon より抽出しました。
ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones) 1962年~ イングランド ロンドン メンバー
ミック・ジャガー (Sir Michael Phillip Jagger)(1943年-)
キース・リチャーズ (Keith Richards)(1943年-)
チャーリー・ワッツ (Charles Robert Watts)(1941年-)
ビル・ワイマン (Williams Parks)(1936年-)
ブライアン・ジョーンズ (Louis Brian Hopkin Jones)(1942年-1969年)
ロン・ウッド (Ronald David Wood)(1947年-)
ミック・テイラー (Michael Kevin Taylor)(1948年-)
イアン・スチュアート
バンド名はシカゴブルースの巨匠、マディ・ウォーターズの"Rollin' Stone"にちなんで、当時リーダーであったブライアン・ジョーンズが命名。 [編集] メンバー ブライアン・ジョーンズ (Louis Brian Hopkin Jones)(1942年-1969年)レコードデビュー時から在籍。1969年脱退。担当:ギター、ハーモニカ(他にダルシマー、マリンバ、シタールなど多くの楽器を演奏。一部の曲でバッキング・ボーカル) ※故人。死因については自殺説と事故説、他殺説がある。 ミック・ジャガー (Sir Michael Phillip Jagger)(1943年-)レコードデビュー時から在籍。担当:リードボーカル、ハーモニカ(曲によってギター、キーボードなどを担当することもある)。 ※2003年12月12日、英国においてナイトの称号を授与される。 キース・リチャーズ (Keith Richards)(1943年-)レコードデビュー時から在籍。担当:ギター、バッキング・ボーカル(一部の曲でベースギター、リードボーカルを担当)。 チャーリー・ワッツ (Charles Robert Watts)(1941年-)レコードデビュー時から在籍。担当:ドラムス。デビュー前からジャズ・ドラマーのキャリアあり。メンバー中唯一離婚歴がない。 ビル・ワイマン (Williams Parks)(1936年-)レコードデビュー時から在籍。1991年脱退。担当:ベースギター("In Another Land" 1曲のみリードボーカル)。 ※ビル・ワイマン脱退後のベースギターはダリル・ジョーンズがサポートメンバーとして担当。 ミック・テイラー (Michael Kevin Taylor)(1948年-)1969年、ブライアン・ジョーンズの後任として加入。1974年脱退。担当:ギター(一部の曲でベースギター)。 ロン・ウッド (Ronald David Wood)(1947年-)1968年から1969年にかけてベーシストとしてジェフ・ベックのアルバムとツアーに参加。その後フェイセズでギターを担当。1975年、ミック・テイラーの後任としてジェフが誘われるが拒否。ジェフは代わりにロンを薦した。担当:ギター、バッキング・ボーカル(一部の曲でベースギター他)。 ※当初はフェイセズからゲストミュージシャンのような形で参加するが、1975年、フェイセズは解散し、ローリング・ストーンズにそのまま加入。ジャケット写真等にはメンバーとして写っているが、契約書上の正式メンバーになったのは1993年からであり、それまでは月給契約であった。 正式メンバーではないが、キーボードプレイヤーとして、イアン・スチュアート(故人)がいる。彼は、正式デビュー直前に、その風貌からメンバーをはずされたともいわれているが、その腕前から、必要な録音には必ず参加し、後にステージでのサポートメンバーとしても起用されている。 [編集] 音楽上の特色 ローリング・ストーンズの音楽的ルーツは、黒人のブルースにある。デビュー曲の「カム・オン」はチャック・ベリーのカバーである。彼らがデビューした1960年代初期、アメリカにおいてはまだまだ黒人に対する差別が根強く、「ブルースのレコードジャケットには、黒人の顔写真を載せてはならない(黒人ミュージシャン本人の顔写真を含む)」という慣習のある州さえ多かった。こうした時代にイギリス出身の白人のグループでありながら、黒人の音楽であるブルースを心から尊敬し、影響を受け、黒人になりきって歌や演奏に表現しようとしたバンドがローリング・ストーンズである。その結果、現在では黒人ミュージシャンからも敬意を受ける数少ない白人のバンドとなった。 こうした点でローリング・ストーンズは、「白人なのに黒人のようにブルースを歌える」とされたエルビス・プレスリーや、さまざまなジャンルの音楽を取り入れたが、音楽的スタイルに関しては、アングロ・サクソン的な表現方法の枠にとどまったビートルズとは一線を画している(ここで言う「黒人的」あるいは「アングロ・サクソン的」とは、人種や民族の優劣とは全く関わりなく、音楽的フィーリングや表現方法の違いにすぎないことを念のため付記する)。ローリング・ストーンズの活躍は、黒人音楽にルーツをもつ、他の白人ミュージシャンが1960年代後半から1970年代初頭にかけて、米英などで多数登場するきっかけとなったともいえる。 ストーンズのサウンドの欠かせない特徴として、その独特のリズムがある。本来バンドであればドラムとベースの絡みが重要といわれているが、このストーンズは一味違う。そのリズムの核となるのは、チャーリー・ワッツのドラムス、キース・リチャーズが弾き出すリズム・ギターにある。この二人が絡むことで、その独特のリズムが生まれている。ギターがドラムと絡み合うことで、当然ベースも独特な演奏をしていて、サウンドの核となるキースのギター・ラインと、そのギターに絡もうとする他の楽器パートの隙間を、まるで縫い合わせていくように弾いていることに特徴がある。キースのギターが中心となってバンドの音を引っ張っていっていると言ってもいいそのサウンドは、まさに唯一無二である。しかし、残念ながら1993年にビル・ワイマンが脱退して以来、そのリズムが変わって、サポート・メンバーであるダリル・ジョーンズの弾くベースはより安定したものながらも、それに古くからのファンは「不満」があるようである。 ローリング・ストーンズは、さまざまな流行の音楽をも取り入れ、一部のメンバーの交替や、さまざまなアクシデントを乗り越えつつ成長し、デビュー40年周年を超えた21世紀に至ってもなお、ブルース(リズム・アンド・ブルース)ルーツのロックンロールという音楽で、第一線で現役を貫き通している。 [編集] スタイル ストーンズのデビューにあたっては、ビートルズの助言があった。すでにデビューしていたビートルズはリッチモンドのクローダディ・クラブでアマチュア時代のストーンズのステージを観ている。休憩時間に会話を交わし意気投合、その日ストーンズがステージを終えるのを待って朝まで音楽話をし、以来友人関係が続くことになる。 ビートルズはブライアン・エプスタインの下で宣伝係を担当していたアンドリュー・ルーグ・オールダムに「すごいグループがいるぞ」とストーンズをスカウトするように薦め、オールダムはストーンズのマネージャーになる。 オールダムはストーンズを売り出すに当たってビートルズとは逆の事をした。ビートルズのこぎれいさとは対照的にストーンズのメンバーは、衣装をあえて統一せず、一般人の普段着のような服をステージでも着ること、髪をきれいにカットせずに伸ばし放題にすることなど、その後のミュージシャン(とりわけロック)のスタイルに大きく影響を与えたとされる。1960年代初期、英国の学校では、ビートルズのマッシュルームカットは禁止されていた。しばらくしてローリング・ストーンズがデビューしてからは、マッシュルームカットは容認した学校が多かったが、それでもなお、ローリング・ストーンズを真似た髪型は一切禁止されたという。現在の感覚で当時のローリング・ストーンズの写真を見るとさほど奇抜には感じられないのだが、当時は、彼らのファッションは過激なものと認識されていたのである。また、数々の悪行を封印しクリーンなイメージをつけるようにしたビートルズに対し、してもいない悪行のデマを流し“ビートルズよりとんでもない奴が来た”と「対ビートルズ」の図式を作り上げる。そろいのスーツを着た初期ビートルズ=優等生という印象に対して、ラフなスタイルで長髪のストーンズ=不良というイメージを打ち出したわけだが、「ビートルズ=優等生、ストーンズ=不良」はお互いのマネージャーが宣伝の為に作り上げたイメージにすぎなかった。実際両グループは前述の通り仲が良く、シングルの発売時期が重ならないよう連絡を取り合っていたという。 ビートルズをオーディションで落とし、その後ビートルズの活躍ぶりを観てあわてて第二のビートルズになるバンドを探していたデッカレコードのディック・ロウに「ローリング・ストーンズをとるべきだ」と推薦したのがジョージ・ハリスンであった。これによりストーンズはデッカからデビューする事となる。 最初こそプロモーション戦略としての”ストーンズ=不良”というイメージであったストーンズであったが、1960年代後半からそれを地でいくようになる。メンバーの度重なる麻薬所持による逮捕や裁判、1970年代半ばにはカナダの首相夫人とのゴシップなど、スキャンダルにまみれている。そのため、1973年に予定されていた来日公演は、そんなストーンズの度重なるスキャンダルによって入国拒否を受けている。まさにストーンズらしいエピソードである。 [編集] ヒストリー [編集] レコードデビューまで 1960年:「リトル・ボーイ・ブルー・アンド・ザ・ブルー・ボーイズ」を結成していた、ミック・ジャガー(以降、「ミック」)は、キース・リチャーズ(以降、「キース」)を説得し、メンバーに加入させる。 「ブルース・インコーポレイテッド」のステージにゲスト出演していたブライアン・ジョーンズ(以降、「ブライアン」)のスライドギターを目の当たりにしたミックとキースは衝撃を受ける。その後まもなく、彼らのバンドにブライアンを引き入れる。 1962年:マーキークラブに「THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)」として出演。 メンバー: ミック、キース、ブライアン、イアン・スチュアート、ベースにディック・テイラー、ドラムにミック・エイヴォリー(後に、キンクスに加入)。 1963年:ブルース・インコーポレイテッド出身の、チャーリー・ワッツ(以降、「チャーリー」)が説得されてメンバーとなる。 次いで、ビル・ワイマン(以降、「ビル」)も参加。彼がメンバーに引き込まれた理由が、「当時、大出力のベースアンプを所有していたから」という、ジョーク交じりの他メンバーのインタビューもあった。 同年5月:初の公式録音。同年6月:デビューシングル「カム・オン」発売。 [編集] デビュー以降、1960年代 1964年:全米デビュー。そのすぐ後に初の全米ツアーを行うも、そのほとんどがガラガラという状況だった。それでも、ストーンズは積極的にメディアへの露出・ライヴ活動を行い、徐々にその人気に火がつき始める。また、本国イギリスにおいては、デビュー・アルバム『ザ・ローリング・ストーンズ』が12週連続No.1に輝いている。 1965年:ジャガー/リチャード作品として(当時、キース・リチャーズはファミリー・ネームをリチャードと名乗っていて、1970年代後半にリチャーズに戻した)、シングル「サティスファクション」が自身初となる全米で4週連続No.1となる。以後何曲もの大ヒットナンバーを生んでいる。 1967年:キースの自宅が警察により捜査され、麻薬容疑の証拠品を押収。後に、ミックとキースが有罪となる。同年、ブライアンも麻薬不法所持で逮捕される。以降10年以上に渡り、ミックと特にキースは同容疑で何度か逮捕される。 同年、レコードデビュー前に交わされたアンドリュー・オールダムとのレコードプロデュース契約を解除し、以降の自己プロデュース作品(その初作品は『サタニック・マジェスティーズ』)を発表。 1968年:プロデューサーにジミー・ミラーを迎え、製作されたアルバム『ベガーズ・バンケット』を発表。このアルバムの冒頭に収められたナンバー「悪魔を憐れむ歌」は、「歌詞が神を冒涜している」という宗教団体からの抗議が起こり、このアルバムが大量に燃やされるという事件があった。 1969年6月:ブライアンの正式脱退表明。後釜には、ジョン・メイオールズ・ブルースブレイカーズ出身のミック・テイラー(以降、「テイラー」)が決定。 同年7月3日:ブライアンが、自宅のプールで死体で発見される。ちなみにブライアン邸は『クマのプーさん』の作者として有名なA・A・ミルンが以前住んでいた家でもある。 同年7月5日:以前から計画中だったハイドパークでのフリー・コンサートを「ブライアン追悼公演」として開催する。 同年12月6日:カリフォルニア州オルタモントで行われたラヴ&ピースというテーマのもと行われたフリーコンサートで、警備に雇った暴走族ヘルズ・エンジェルスが観客の黒人青年を刺殺するというあまりにも皮肉な事件が起こる。これが、いわゆる「オルタモントの悲劇」である。 [編集] 1970年代以降 1971年:イギリスでの重税に辟易し、ミックとキース、ビルの3人がフランスへ移住。その直前にイギリスでツアーを行う。 同年、「ローリング・ストーンズ・レコード」(Promotone BV)を発足。その第1弾作品として『スティッキー・フィンガーズ』を発表。先行シングルとして、「ブラウン・シュガー」が70年代初のNo.1ヒットになった。 1972年:傑作として名高い『メイン・ストリートのならず者』を2枚組みアルバム(CDでは1枚)で発表。アルバム発表後、3年ぶりの全米ツアーを行う。 1973年:前年に日本での公演が発表されるも、メンバーの麻薬所持による逮捕歴や、ビートルズ来日の時のような混乱を避けるためという理由により、入国許可が下りず、チケットが完売していたにも関わらず、公演が直前になって中止に。その後、1990年の初来日までストーンズのライヴは夢のまた夢といわれていた。 同年、アルバム『山羊の頭のスープ』の発表と同時に3年ぶりのヨーロッパ・ツアーを行う。アルバムには名曲「悲しみのアンジー」を収録。 1974年:アルバム『イッツ・オンリー・ロックンロール』発表。さらに次作の録音が一部開始されるが、テイラーは参加しないまま脱退。 1975年:テイラーの後釜探し、「グレート・ギタリスト・ハント」が行われる。セッション等に招待されたギタリストは、後にメンバーとなるロン・ウッド(以降「ロン」)の他、ジェフ・ベック、ピーター・フランプトン、ロリー・ギャラガー、ウエイン・パーキンス、ハービィ・マンデルなど。更に全米ツアーも行っており、サポート・メンバーとしてロン(ギター)、ビリー・プレストン(キーボード)、オリー・ブラウン(パーカッション)がという豪華なメンバーが参加した。公演によっては、イアン・スチュアート(ピアノ)が参加している。 同年12月:ロッド・スチュワートがフェイセズを正式脱退し解散したことを受け、諸説はありながらも、この時点を「ロンのローリング・ストーンズの加入」とする説が一般的。 1976年3月:正式にロンのストーンズへの内定が発表される。 同年4月:前年のメンバーのままヨーロッパ・ツアーを行うと同時に、ロン正式加入後初のアルバム『ブラック・アンド・ブルー』発売。ツアーではキースのヘロインによる依存症状がかなり悪化しており、公演中に居眠りや、ホテルでは禁断症状が出て心臓が止まりかけるなどドラッグによるアクシデントが後を絶たなかった。それを見ていたロンは、警察をごまかしてわざわざヘロインを調達して来たというエピソードがある。 ツアー終了の最後の締めとしてイギリスでネブワース・ロック・フェスティバルに出演し、25万人を超える人の前で演奏した。 1977年:トロントにてヘロイン所持により、キースと恋人のアニタ・バレンバーグ逮捕。保釈されるもまた所持していたのが発見され再逮捕。保釈金を払うことで保釈されたが、裁判に。以後1年以上に渡ってキースはトロントの法廷に出ている。 1978年:アルバム『女たち』発表と同時に全米ツアー開始。 同年10月:ついにトロントでの裁判で、条件として執行猶予と盲目の人のためのチャリティ・コンサートを行うという形で釈放、決着。 1979年4月:公約通りチャリティ・コンサートをオシャワ・ホールで開く。その際、ニュー・バーバリアンズというバンドをロンとキースが中心となって結成(あくまでロンがリーダーだが、メディアはこぞってキースに注目した)され、5月いっぱいまで全米ツアーを行っている。メンバーはロン(ヴォーカル&ギター)、キース(ギター&ヴォーカル)、イアン・マクレガン(キーボード&ピアノ)、スタンリー・クラーク(ベース)、ジョセフ・モデリステ(ドラムス)、ボビー・キーズ(サックス)。 また、このツアーの模様はライヴ・アルバム(L.A.公演のもの)として2006年になってようやく日の目を見た。 [編集] 1980年代以降 ミックとキースの確執でバンド活動が頓挫。各メンバーソロ活動。ミックが2枚のソロアルバムを発表。キースもエクスペンシヴ・ワイノーズにてツアー活動、アルバムをリリース。 1985年12月:イアン・スチュアートが、心臓発作により死去する。享年47。 1989年:ロックの殿堂入り。 1990年:前年の正式発表を経て、初来日公演が実現。麻薬常習などを理由に、以前は日本政府から許可が降りなかったもので、その後も何度か来日を果たす。 1993年1月:ビル正式脱退。代わりのベーシストは、正式メンバーの形をとらず、空席ともいうべきポジションとなる。 2003年:イギリスに於いて、ミックがナイトとなる。 [編集] ディスコグラフィ ローリング・ストーンズの作品を参照。 [編集] 日本公演 1990年:2月14日,16日,17日,19日,20日,21日,23日,24日,26日,27日・東京ドーム アルバム『スティール・ホイールズ』のリリースと共に行われたワールドツアーの一環として初来日。大物バンドの初来日ということでチケット争奪戦が繰り広げられた結果、チケットは全て売り切れて2月19日に追加公演も行われた。日本テレビが主催、大塚製薬がツアースポンサーとなり、ストーンズロゴ入りパックのポカリスエットが販売された。同ツアーの初日、2月14日の公演はFM東京系27局で3月10日に放送された。2月26日のステージは4月29日に日本テレビ系列で放送されたが、一部の局では数曲が差し替えられた。またこのツアーからワールドツアーの興行収益のギネス記録をツアーのたびに塗り替え続けている。 1995年:3月6日,8日,9日,12日,14日,16日,17日・東京ドーム、3月22日,23日・福岡ドーム アルバム『ヴードゥー・ラウンジ』ツアーの一環として行われた。 1998年:3月12日,14日,16日,17日・東京ドーム、3月20日,21日・大阪ドーム アルバム『ブリッジズ・トゥ・バビロン』ツアーの一環として行われた。 2003年:3月10日・日本武道館、3月12日・横浜アリーナ、3月15日,16日・東京ドーム、3月20日,21日・大阪ドーム アルバム『フォーティ・リックス』リリース後のリックス・ツアーの一環として行われた。ツアースポンサーはサントリー。1973年の初来日が中止になりそれから30年目にしてようやく日本武道館での公演が実現する。日本武道館、横浜アリーナ公演のSS席チケットは22,000円であり、他のドーム公演もS席は13,200円とそれまでの公演に比べ料金が上昇した。 2006年:3月22日,24日・東京ドーム、3月29日・札幌ドーム、4月2日・さいたまスーパーアリーナ、4月5日・ナゴヤドーム アルバム『ア・ビガー・バン』リリース後のア・ビガー・バン・ツアーの一環として行われた。主催はWOWOW、後援がマイクロソフト。前回にもまして料金が上昇し、ゴールデン・サークル席(65,000円、55,000円)が設定された。その他S席(17,500円 - 35,000円)以下の料金も上昇した。バンドサイドから高額のギャランティを要求されたことに比例してチケット価格も高騰したことからそれまでの招聘元であったウドー音楽事務所が手を引き、JECインターナショナルに招聘元が移ったことで日程の変更やチケット予約の不手際が指摘された。4月2日のステージはWOWOWで放送された。


ザ・ローリング・ストーンズ×マーティン・スコセッシ「シャイン・ア・ライト」O.S.T.

ザ・ローリング・ストーンズ×マーティン・スコセッシ「シャイン・ア・ライト」O.S.T.

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2008年04月09日)
Review
ディランの『No Direction Home』(サントラ盤のデキも良し)に痺れたので注目していたが、流石にマーティン・スコセッシ!、期待に違わぬ内容で映画の公開が本当に待ち遠しい。誰かも書いていたけれど、「妙に乾いた明るいサウンド」(表現困難?)に最初は私も戸惑った。しかしよくよく聴いてみると、これはライヴらしからぬ音のクリアーさによるもので、音が篭ったり偏ったりせず素直に耳に届いてくるからではないのか?・・・という結論に達した。
『さあ1曲目、行こうぜ!』の掛け声(マーティン?)と共に始まる「ジャンピン・・・」のさわりを聴いただけで、このアルバムのレベルが只者ではないことが解る。普段はツアー終盤で演じられる曲目だけに、ミックの声は疲れが隠せないしギター陣もスタミナ不足で手抜きが多いところだが、ここではメリハリの利いた弾けるようなドライヴ感が堪能でき、オリジナルの素晴らしさを再認識してしまう。

ライヴではキースのソロが始まると化粧室に駆け込む不届きなファンもいるが(女性に多し!)、マーティンが同類でなくて有難い。キースの気合の入り方は凄いしロニーのバックアップも素晴らしく、ギター陣のコンビネーションが微笑ましい。それに加えて、サウンドの要所要所を締めるチャーリーのドラミングは見事の一言に尽きる。メンバーが乗り過ぎて走りかかったり、リード楽器の切り替えでリズムが乱れそうになるところを立て直す、彼の隠れたリードに心を打たれる。どの曲も良いのだが、例えばノホホンと始まる「ファー・アウェイ・アイズ 」(カントリー・ブルース?)の心地よい雰囲気は素敵で、彼らのアメリカ音楽に対する傾倒と敬意の深さが窺えて本当に嬉しくなる。

我らがサザンが無期限の活動停止を発表したのは惜しまれるが、キース曰く『俺達は、ロックン・ロールという乗合バスの最後の乗客なのさ!』が事実であるだけに、ストーンズにはもうしばらく元気に走り続けて欲しい。古くはマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフとの録音がチェス・レコーズに残るバディ・ガイの健在ぶりには呆れるが、今年72歳!を迎える御大のパワーを見習って、彼らもまだまだ活躍してもらいたい。最後になるが、この時点で彼らの記録を残そうと決意してくれたマーティン・スコセッシには、同じストーンズ・ファンとして最大級の賛辞を贈りたい。Thank You Martin!

P.S. しかしながら、商品説明の『マーティン・スコセッシ監督が世界最強ミュージシャン=ザ・ローリング・ストーンズと創りあげた21世紀最高のライヴ・エンタテインメント映画』って、いくらなんでも「21世紀最高」は言い過ぎで少し恥ずかしいです。(後述:映画を観ましたが、21世紀最高かも?といえるデキでした。スミマセン)
in the 60’s コレクターズ・ボックス(初回限定生産)

in the 60’s コレクターズ・ボックス(初回限定生産)

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2008年12月24日)
Review
ここまでやられると、商品として次はどんな手があるのかという気がしてきます。とりあえずしばらくは出ないのでしょうか。リマスター、紙ジャケと同じCDを一体何枚持てばよいのか、気が遠くなります。そもそもアナログから始まって、それが一番親しんだような・・・皮肉なものです。力尽きた妻帯者の友人は泣きながら諦めていました。ファンとしての本気度を試されているようにも思え、考えたら罪作りなものです。
ローリング・ストーンズ×マーティン・スコセッシ「シャイン・ア・ライト」オリジナル・サウンドトラック

ローリング・ストーンズ×マーティン・スコセッシ「シャイン・ア・ライト」オリジナル・サウンドトラック

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2008年04月09日)
Review
当初SHM-CDの方と全く同じコメントを掲載していたが、いかにも無粋(KY?)なので、こちらには違った感想を書くこととする。なお、カーコンポやイヤホーンで聴くなら、通常盤の音質で充分だと思います。

団塊世代の端くれでブリティッシュ・ロックの洗礼をローティーンで受けた者として、BEATLESとROLLING STONESという2大ロックバンドの活躍を、その誕生から成熟(或いは解散?)への過程まで、喜んだり悲しんだりしながらオンタイムで眺め続けるという人生を送って来られたことは、誠にもって幸甚の至りと言うほかない。
後半はツアーに出ずスタジオ録音に終始したBEATLESに対し、STONESはあくまでもライヴに拘ってツアー活動を続けてきた。STONESファンが毎度毎度アリーナ席に足を運ぶのは、リリースされた「新顔」がライヴでどの様な形で現れるかという興味もあるが、これまで充分に聴いてきた「お馴染みさん」についても、ツアーを経るごとに変化し熟成して行く過程を眺める楽しさも含まれる。更には今回の様に、昔懐かしい「お気に入り」が新しいアレンジで再登場するという想定外の喜びもある。ライヴ・バンドであり続けるSTONESの面目躍如というところだが、そういう至福を知ってしまった以上、最期まで付き合うのがSTONESファンの定めなのかもしれぬ。

STONESの懐の深さを感じさせるのは、オリジナル中心のアルバム作りになってもカヴァーを続けているところで、新作が出るたびに『今度は誰のカヴァーが入ってるの?』との興味が尽きなかった。更にはツアーのたびに各界の多彩なスターたちをゲストに招き、趣向を凝らした演出でオーディエンスを楽しませてくれるが、メンバー自らそういった刺激を楽しんでいる様子が窺えて楽しくなる。あるDVDでミックが健康管理に加えてヴォイス・コントロールも毎日欠かさず行っている様子を見たが、年齢を微塵も感じさせないステージ・パワーの影の努力には頭が下がる思いだ(椰子の木から落っこちた御仁もいたけれど・・・)。

アルバムの感想はSHM-CDの方のコメントを見ていただくこととして、今回嬉しかったのは贔屓の「Some Girls」から4曲もリストアップされているところだ。セクハラ紛いのジャケットもあって(実際に物議を醸した!)STONESファンの友人たちの評価は低かったが、のんびりした曲が多く、その居心地の良さから結構お気に入りのアルバムだった。
1枚目の、Temptationsのカヴァー「Just My Imagination」から「Faraway Eyes」へのノホホンとした雰囲気なんて最高で、NYのファンへのサービスのみならず、彼らがいかにアメリカン・サウンドに傾倒し、また敬意を払っているかが窺えて嬉しくなる。これからもずっと聴き続けたいアルバムの仲間入りしたことは言うまでもないが、早く映画を観たいという気持ちは益々つのるばかりだ。 ロックン・ロール万歳! そして、Thank You, Martin!
Shine a Light: Original Soundtrack

Shine a Light: Original Soundtrack

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2008年04月01日)
Review
正直、あれ?またストーンズのライブアルバム???
へー、スコセッシが撮ったフィルムのサントラなんだ。

とあまり期待をせずに買ったのだが、大当たり。
全体の演奏がいいのにも驚いたが、何より驚いたのはダリル・ジョーンズのベースの音が大きかったこと。 
ビル脱退前からもそうであったが、元来ストーンズのライブアルバム(ライブ)はベースがひかえ目であったが、このアルバムではきっちり聞ける。
これによって、ストーンズのバンドサウンドに安定感が出たし、チャーリーの迫力あるドラムが浮かなくなった。
巷では最近のチャーリーのドラムを「暴力的な迫力満点のドラミング」と評されていたが、個人的にはどうにも浮いているような気がしていた。この点が今回のミックスでは解消。
いやいや、これは思わぬ拾い物でした。
ロールド・ゴールド・プラス~ヴェリー・ベスト・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ

ロールド・ゴールド・プラス~ヴェリー・ベスト・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2008年05月28日)
Review
最初に断っておきたいが、『アルバムは曲順も含め全体が1つの作品でありボーナス・トラックも不要』と常々考えているので、当然ながらベスト盤は嫌いである。かくいう私がどういう経緯でこのCDを購入するに至ったのか、言いわけがましいが以下に書かせていただくこととする。

60年代の作品16タイトルにDVDを加えたストーンズの「スペシャルBOX」が年末に出る、との記事を読んでから随分と悩み続けている。初期のものはある程度LPが残っていたのでCDは少ないのだが、後半についてはそこそこ揃っている。ボーナスの紙ジャケには興味があるものの、果たして4万円を投資してまでこのBOXを手に入れる価値はあるのか?一番のメリットはSHM-CD化だろうが、巷の評価は悪くはないけれど本当にそうなのか?・・・・ということで、ノーマル盤と聴き比べるために、やむを得ずこのSHM-CDを購入した次第。

ごくごく普通のシステムでしか聴いておらず、専門家でもないので的確な指摘はできないが、やはりサウンドの違いはあるようだ。旨く言えないが、全体的には音の深みを感じるというか臨場感が増したような気がする。各論で言うと、カスタマー・レビューで皆さんご指摘のとおり特にアコースティック楽器の音が優れ、音切れが良くなり弦の響きがじかに伝わって来るようだ。個人的に特にギター・ワークに心酔している『Sticky Fingers』の「Brown Sugar」と「Wild Horses」(サントラ盤を除きSHM-CD化は初めて!)で比較すると、前者ではイントロの「ジャッ!ジャッ!」というカッティングが際立ちリフも含めてドライヴ感に溢れているし、後者ではアコギの音の立ち上がりが素晴らしくバックの静けさが強調されている。

クルマに持ち込んで聴いてみたが、曲によって違いはあるもののカー・オーディオでも「音の良さ」が感じられたのは意外だった。メリハリがあるので退屈なドライヴには最適で、最近はコレばっかり選んでかけている。結論として、ストーンズに興味を持ち特に60年代の代表曲をまとめて聴いてみたいという方には、このCDはお薦めかもしれない(選曲もなかなかだし・・・)。もっと詳しく!という輩は、ここはやはり私と一緒に「スペシャルBOX」を買いましょう。


レット・イット・ブリード

レット・イット・ブリード

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年01月24日)
Review
当時俺はまだ未成年で、ロックにイカレたプー太郎だった。
ある時深夜喫茶に入って夜が明けるのを待っていると、
入って来た見慣れぬ男がいきなりジュークボックスに近寄り、
後ろのスイッチをごそごそ勝手にいじっている。
(そんな所でボリュームの操作が出来るとは知らなかった)
そしておもむろに100円を入れ、選曲をした。

突如始まったのは店内を揺るがす聞いた事の無い
「グオ〜ン、ゴワ〜ン!」と云う何の楽器だか訳の判らん音、
続くリズミカルなアコースティックギターの「A」の音、
次にスネアとバスドラムがベシベシ叩きつけられて、
店内のビビリ音なのかスピーカーの底突き音なのか、「クワ〜ン、クワ〜ン」、
そして始まった、眠そうなけだるい声、でも聞いた事ある、

ミックだ!

俺の初めての「レット・イット・ブリード」体験だった。

それ以後一睡も出来ず開店をじりじりした思いで待って、俺はレコード屋に直行した。

何度も何度も聞きながらレコードのライナーノーツを何度読み返したか知れない。
三宅はるおさんの名文だった。

「自分がこのレコードのライナーノーツを書く仕事を貰った時、
俺は遂に偉大なローリング・ストーンズの最新アルバムに自分の言葉を刻める幸運に震えた。
そして自分が大好きなバンドの最新作なんだから簡単に書けるだろうとたかを括っていた。
書き出しも何度も考えた。
『ローリング・ストーンズが贈るファン待望の最新アルバムが発売されました!』
しかし自分がこのアルバムを聞いて受けた感動が全然書けてないと思って、
書いては破り捨てる日々が続いた。
いたずらに日々は過ぎ、そしてその間このアルバムを何度も何度も聞く機会が出来て、
自分の力量ではこのアルバムの素晴らしさを表現出来ないと云う思いが深まるばかりだった。
アフターマスも素晴らしかった、サタニック・マジェスティーズも意欲的だった。
しかしこの『レット・イット・ブリード』には今までの彼らのどのアルバムにも感じられなかった『落ち着き』を感じるのだ。
どうかステレオのボリュームを『最大』にして聞いて欲しい」

至言だ。

あの男もこの忠告を読んでいたに違いない。

「最高!」のストーンズをどうぞ。




Beggars Banquet

Beggars Banquet

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2002年08月27日)
Review
68年発表8作目。ジミー・ミラーをプロデューサーに迎えて、一般にブルース指向の本来のストーンズに回帰したと言われるアルバム。前作は明らかに本来のストーンズとは別物の作品ではあったが、かといって本作がそれ以前の作風に戻ったか?と言われれば明らかに違う。この作品は過去の作品と比べると“旨味”のようなものが、ワン・ランクもツー・ランクも増している。高い緊張感を持った代表曲の1.や6.ピアノが印象的な次作に繋がる南部指向の2.カントリー・ワルツ風の3.ブルースっぽい4.ブライアンのスライドが素晴しい5.カントリーっぽい7.これぞストーンズと言った風情のロック・ナンバーの8.フォルクローレ?風なアコースティック・ナンバーの9.
バラードの10.・・・と何処が原点回帰なのか理解に苦しむのだが、世間で言われるところの最高傑作の称号は全く問題のない作品だと思う。60年代末の作品は曲のクオリティも高いが、他の年代のものと比べて空気感のようなものが全く違う。この空気感だけでも名盤の証になると思う。

ホット・ロックス1964-1971(紙ジャケット仕様)

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2008年12月24日)
Review
ステッカーを再現。オリジナルについていたリーフレットも復刻。ストーンズ入門者はこれからどうぞ。マスターは同じながらSHM−CDということでクリアーなサウンドが期待できますよ。
Out of Our Heads

Out of Our Heads

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2002年08月27日)
Review
初期ストーンズの最高傑作!

有名な「サティスファクション」が入っているが、それだけでは済まされない。
オーティス、マービン、ドン・コヴェイ、ソロモン・バーク、サム・クック等のカバーがたまらなく良い。
ソウルアルバムなのです。
「渚のボードウォーク」でソウルに擦り寄って行った時は失敗したけど、このアルバムではソウルを迎え撃ち、見事消化して、さらには「サティスファクション」がオーティスにカバーされるほど。

しかし・・・、恐ろしいのは、この時期のストーンズはまだ目覚める前だということ。
「ベガーズバンケット」辺りで自分達の武器を手に入れて、このモンスターバンドは覚醒するのだけれど、武器も持たずこんなアルバムを作り上げたというのは、「センス」というか「嗅覚」がとてつもなく優れている証拠だと言える。

「ラストタイム」、「クモとハエ」など、オリジナル曲もいい。
12 X 5

12 X 5

/CD
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (2002年08月27日)
Review
ストーンズのアメリカ盤としての2ndアルバムの
リマスター、SACD/CDハイブリッドでのリイシュー。
タイトル12×5とはメンバー5人が12曲を演奏するところから取っています(本当)。
1発目のチャック・ベリー・ナンバー、"Around and Around"から全開で、
一気に惹き込まれてしまいます。

まだオリジナルの要素は控え目で、ロックンロール、リズム・アンド・ブルースのカバーがメインですがそれらの曲やアーティストたちへの憧れと
リスペクトが感じられる好アルバムです。

グラミー・ノミニーズ2006

グラミー・ノミニーズ2006

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2006年02月01日)
Review
毎週洋楽の最新音楽チャートをチェックできるわけではないので、毎年このCDでその年の代表作をチェックし、で気に入ったものがあればそのアーティストのCDを買う。私はそういう楽しみ方をしている。今年も魅力満点。中味充実。確実に新しい発見が毎年ある。
The Rolling Stones (England's Newest Hitmakers)

The Rolling Stones (England's Newest Hitmakers)

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2002年08月27日)
Review
ストーンズは転がり続けるバンドだ。ならば、例えば「スティッキー・フィンガーズ」や「サム・ガールズ」を聴くだけではストーンズを理解したとは言えない。転がり続ける過程を追わなければ意味がない。と、いうことは転がり始めはかなり重要ということである。このアルバムにはストーンズがどんな音楽をやりたいかがわかる答えがある。この1枚を聴くことによって、その後のアルバムの理解度が違ってくるはずだと思う。カバー曲が多いが、選曲、アレンジとまったく違和感がない。まだ自分達のスタイルを模索する段階だが、だからこそおもしろい!要チェックのアルバムです!!
Let It Bleed

Let It Bleed

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2002年08月27日)
Review
ストーンズの最高傑作など決められるわけがないが、スワンプ/カントリー路線が爆発したこのアルバムはその最右翼の一枚だろう。前作辺りから音楽性を変化させていたが、それが本作で結実したようで若干散漫だった前作と比べると更に完成度が高まったと思う。前作でブライアンが脱退しミック・テイラーが参加したが、それは演奏面で大きく影響しているだろう。1.は言うまでもない傑作だし、2.のカントリーっぽいバラードの味わい深さは絶品だろう。決してうまいとは言わないが、トレモロ、スライドのギターの素晴しいこと。3.もフィドルが入ってモロにカントリー風。4.はストーンズらしいロック曲だが違和感なく収まっている。5.も同様だかカントリーっぽいテイストは感じられる。7.もキースが歌うカントリー風のバラード。さすがにロンドン・バッハ合唱団が参加する9.は若干違和感もあったが、ホルンが入って牧歌的な雰囲気になると思わずなごむ。この名作を締めくくるには良い曲だろう。アル・クーパー、レオン・ラッセルらがゲスト参加。
ベガーズ・バンケット

ベガーズ・バンケット

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年01月24日)
Review
「ストーンズの最高傑作アルバムは何?」 この問い掛けを前にしてファンは幸せな苦悩の時間を過ごすのだ。個人的には本作なのだが、「〜ブリード」、「〜ならず者」、「スティッキー〜」、「女たち」…答えはそれぞれ違うだろう(それこそ幸せな事実)。「では、ベストソングは?」 こんな質問する奴はSだ、と思いながら、私は悩みに悩み「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」と答える、たぶん。本題に入ろう。最高傑作『べガーズ・バンケット』の先行シングルこそ「JJF」だったのである。今から40年前のことだ。本来ならA面1曲目に収録されるべきナンバーだが、あえて外したのである。ジャケット問題(トイレの落書きにレコード会社が難色を示す)で発売がずれ込んだり、営業的な理由もあったのだろうが、実際のA-1「悪魔を憐れむ歌」もまたその位置しか考えられなかったし、アルバムの圧倒的な空気感が「JJF」抜きで成立していたからだと思われる。仮に収録しても他の一曲を削らねばならかっただろう。つまり、ベストソングをはねのける位の傑作アルバムなのだ、この『べガーズ・バンケット』は…。 ちなみにA-1としての「JJF」は後のベスト『スルー・ザ・パスト・ダークリー(UK盤)』で聴ける。こちらもオススメ。
フォーティー・リックス

フォーティー・リックス

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2002年09月26日)
Review
暑くなると、涼しい風を運んでくるフュージョンやJAZZももちろん良いのですが、ますます熱くなる飛び切りのロックを聞きたくなってきます。そんな時に、やはりストーンズは真っ先に名前の挙がるグループの1つです。結成40周年を記念して、新曲4曲を含む40曲が収録された2枚組のアルバムですが、嬉しいのは、初めて、レーベルを超えて選曲されたベストアルバムだけに、60年代から90年代まで、初期のブルーズ色の濃いロックンロールナンバーから、70〜80〜90年代と序々に洗練度を増していくナンバーまで、多様なサウンドを楽しむことができることでしょうか。熱烈なストーンズファンからは演奏が途中でカットされている、もっとBEST盤にふさわしい曲がある等のご意見も上がっていますが、バンド歴も長く、アルバムも多いストーンズのどの時代から聞いたらいいか迷っている方の入門用としてお奨めのアルバムです。
December's Children (And Everybody's)

December's Children (And Everybody's)

/CD
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (2002年08月27日)
Review
それはストーンズファンというよりは「定番の王道ロックファン」です。

★5にしたのは平均(過小評価されてる)を高くするためで、本当は4.3位です。
同時期の「19回目の神経衰弱」が収録されてれば文句無しの★5だったんですけどね。ほんのちょっとタイミングがずれた事によって名盤になり損ねたと私は思ってます。アメリカ盤はアルバムの雰囲気をブチ壊してでもシングル曲を入れたがるくせにな!!
ただこのアルバムに関してはそのいい加減な編集が逆に功を奏して「初期ストーンズの魅力の玉手箱や〜!」って感じになってるので好きです。

どうでも良いんですが、アメリカのベスト盤はなんでやたらと「プレイ・ウィズ・ファイア」を入れたがるんだ?あんな曲のどこが良いんだ?「ビッグ・ヒッツ」ならともかく「ホット・ロックス」に入れる程の曲じゃないだろ!少なくとも「ラスト・タイム」の方が遥かに良い曲だと私は思うのだが。
スティッキー・フィンガーズ

スティッキー・フィンガーズ

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1994年08月31日)
Review
内容に関する評価です。ユニバーサルからアフターマスが影付きで出されたり、サタニック・マジェスティーズがリアル3Dで出されたりしています。赤ベロ・レーベル時代のこのアルバムはスペインの指ジャケで(無理なら曲目は変えなくてもいいから)出して欲しいです。
Rolling Stones Now (Hybr) (Digipak)

Rolling Stones Now (Hybr) (Digipak)

/CD
 発売日: (2002年08月27日)
Exile on Main St.

Exile on Main St.

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1994年07月26日)
Review
ストーンズの中でも最高傑作に挙げる人の多い名盤。
この時期のメンバーが最高って人多い。
つまりはギターにミックテイラー在籍時。
ボビーキーズのホーンも鳴ってます。
これ意外と地味ですが、若さと危険な香りに満ちた猥雑なアルバムです。
ただしこれからストーンズを聴いちまったら×です。
何故ならとっつきにくいからです。
これはストーンズやブルースを聴いてきた人がハマれるんであってそれ以外の人はしっぺ返しを喰らいます。
それはそんな彼らの猥雑でルーズでワイルドな若さで突っ走ったアルバム。
ストーンズのはどれもそれなりに名盤だけど、これは裏のストリートって感じ。
中でも1曲目「ROCKS OFF]と2曲目「RIP THIS JOINT」の出だしからイケてます。
代表曲には「ダイスを転がせ」やキースの歌う「Happy」がありますが、カントリー調の「Sweet Virginia」、「Loving Cup」などバラエティーに飛んでます。
それ以外はとっつきにくい感じですけど、するめみたいな渋い曲ぞろいの飽きにくいかっこいいアルバムです。
ローリングストーンズってバンドの特質は全ての音楽性を消化吸収しちまうとこ。
ブルース、ロックンロール、パンク、レゲエ、カントリー、disco、サンバ…
ほんとはまったらこんな面白いバンドはないです。
いまじゃーマンネリ化してしまった感もありますが彼らがまだ何かをやっているだけで意味がある、そんなすっばらしいバンドが彼らです。
全18曲。
Metamorphosis

Metamorphosis

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2002年08月27日)
Review
デモ・テープからアウト・テイクや既発盤のヴァージョン違いなどを集めた編集盤で、今回が初のCD化です。

ということで、以前西新宿のブートレグ・ショップでストーンズの安めの物を買い漁っていた頃の感じで購入しました、リマスターの音質も美しく楽曲もヒット曲のバージョン違いにワイマンやチャック・ベリー、スティービー・ワンダーの作詞・作曲までありと多彩な内容で、初期stonesに興味のある方にもお薦めできます。

大好きな5曲目はジミー・ペイジのギターがトロピカルなアレンジです、15曲目のアレンジは原曲と聴き比べる価値ありで、デ・ニーロの映画「グッド・フェローズ」で使われたのは当然ながら原曲の方でした。

Rolled Gold+: The Very Best of the Rolling Stones

Rolled Gold+: The Very Best of the Rolling Stones

/CD
 発売日: (2007年12月11日)
ブリッジズ・トゥ・バビロン

ブリッジズ・トゥ・バビロン

ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、k.d.ラング
/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1997年09月27日)
Review
ストーンズは、あるアルバムで新しいサウンドと方向性をつかむとそれをとことん追求していくという性質を持っています。本作は「スティールホィールズ」以来のサウンドが最高の状態にまで引き上げられています。1曲目から聴き手をグイグイ引っ張っていきます。サウンドはこれまでにない位クリアーな音質とライヴ感に満ちています。1曲目や3、7、8、11がまさにそうです。非常に健康的な力強さで若返ったような感じ。若いといえば、本作での新しい試みもそうですね。2曲目でちょっとだけ聴けるラップ、デジタルなブルース(?)の9、逆回転ドラムのイントロの12、13の最後のガムラン(やや唐突な導入かな)などは面白いです。お馴染みのストーンズ流バラードの4や10、12、13は男らしい優しさと繊細さを良い形で表現してます。結成してから40年が経とうかという事を考えると本作がこれ程の若々しさと柔軟性を持っているのが改めて凄い事だと思えてきます。この作品からの曲は海外のライブではブーイングが飛んだそうですが、(古い)聴き手って必ずしもストーンズ程「転がって」いないんだなと感じますね。そんな保守派な音楽観に挑戦するいい例が本作かも。本作は特に今のロックに馴染んだ若いストーンズ初心者にはお勧めです。堂に入ったサウンドとミックの渋くて力強くカッコいい声は聴きモノです(キースの囁く様な味のある声も)。

"Like

ア・ビガー・バン (CCCD)

ア・ビガー・バン (CCCD)

/CD
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (2005年08月10日)
Review
↑の解説ですと、各メンバーいろいろあったのですね。
それを知らずに購入していて、なんだか気合いが違うなと感じては居ました。
今回、出だしのM-1から、我々が聴きたい現在のストーンズ、という期待に応えるような始まりです。
ホワイトハウスをあげつらったM-13でミックのブルース・ハープも冴えまくっていますし、
M-2やM-15、それにM-10の上昇コードもストーンズならではで、スカッとします。
バラードもM-5、M-12の自虐めいたタイトルのブルージーな曲もあり、
近年のストーンズのパターンを全部駆使している感じです。
キースの2曲M-9,M-16も、相変わらず渋い出来というか、ここまで枯れた味わいを出せるシンガー?は
そうそう居ない、という域に来ていると思います。

ただ、全16曲は、ちょっと長いかも・・・???
それに、シングルカットされた曲がM-4、M-8。。。
他の曲の方がいいのに、なぜ?とは思いました。まあ、もうTOP40云々するバンドではないと思うんですが、
アルバム・チャートは全英2位、全米3位だそうです。
ちなみに同時期のポール・マッカートニーが発表した「カオス&クリエイション・イン・ザ・バックヤード」は全米6位でした。
最後に、内容がこんなに良いのだから、もうちょっとジャケットは、何とかしてほしかったような。。。

あと、CCCDはやはり、オススメは出来ないです。ぼくは輸入盤の方を買いました。
Sympathy for the Devil Remixes

Sympathy for the Devil Remixes

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2003年09月16日)
Review
1968年録音作品(36年前!)の作品が、リミックス及びオリジナルバージョンのマルチチャンネル化で、21世紀に蘇った。SACDハイブリッドであるが、普通のCDでもその音質の良さは、充分感じ取れる。リミックス版も原曲の味わいを損なうことなく、楽しめるものに仕上がっている。

マトリックスで聴くと、その情報量の多さに驚く。最新録音と言われても信じられるほど良い音に感激!素晴らしい!

ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!

ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2007年01月24日)
Review
このライブ盤で聴ける「キャロル」のスローな引きずる感じ!
これぞなかなか他のバンドでは味わえない当時のストーンズ最大の魅力のひとつです。
いろいろな代表曲は他のライブ盤でも演奏されていますが、この「感じ」は唯一無比。
映画「ギミー・シェルター」期の男の色気に溢れたライブが堪能でき、入門盤としてもおススメです。。
Tattoo You

Tattoo You

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1994年07月26日)
Review
セックスピストルズ以降のイギリスのミュージックシーンは、次から次へとムーブメントが移り変わる刺激的な時代でした。そんなニューウエイブに傾倒していた自分には、ストーンズなんて過去の産物位にしか思っていませんでしたが、FMから流れてきたスタートミーアップに見事ノックアウトされ、ストーンズのアルバム(本作)を初めてまともに聴きました。そして作品を遡ることも、次作以降をまともに聴くことも無かった。コアなファンには判ってない無いなと言われるだろうけれど、ストーンズはこれ一枚で良い、これ一枚で完結。そう思わせる程の最高に格好良くて官能的な作品.
 
Between the Buttons

Between the Buttons

/CD
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (2002年08月27日)
Review
ストーンズの作品の中ではイマイチ評価の低いこのアルバム。
でも、フォーク・ロック、ソフト・ロックに挑戦したアルバムとして聴くと…
浮遊感漂う「Yesterday's Papers」,若きキースのボーカルが冴える
「Connection」,数あるバラードの中でも屈指の美メロ「Back Street Girl」etc
…最高じゃないですか!!

ジャケの冬枯れた雰囲気も相まって、ビートルズ「ラバー・ソウル」とも
イメージが重なる。バーズやバッファロー・スプリングフィールド、
ゾンビーズあたりが好きな人には胸を張ってお勧めします。

ストリップド

ストリップド

ミック・ジャガー、ロン・ウッド、ボブ・ディラン、キース・リチャーズ
/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1995年11月17日)
Review
曲目リストを見ただけで、泣きそう。聴いたならもうたまりません。ストーンズのライブとスタジオ・セッション集なのです、しかもアコースティック!! 「ライトを照らせ」、「クモとハエ」、「むなしき愛」、「スウィート・ヴァージニア」等々、隠れた名曲がずらり、そして目玉はやはり「ライク・ア・ローリング・ストーン」でしょう。ブライアン・ジョーンズのことを歌ったとも言われるボブ・ディランの名曲のカバーが聴けるなんて、どんな気分だい? …しかし、私が最も心フルえた曲は「アイム・フリー」なのです。ブライアン追悼、ハイド・パークでのフリー・ライブが印象的ですが、このいかにも60年代と言わんばかりの曲についつい感涙してしまうのです。
Aftermath

Aftermath

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2002年08月27日)
Review
Lady Jane: youtube.com/watch?v=KtNZpMOv8j4
Paint It Black: youtube.com/watch?v=HTnkItD3c-Q
Under My Thumb: youtube.com/watch?v=k9nFawGLi9U

アフターマス(紙ジャケット仕様)

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2008年12月24日)
Review
Lady Jane: youtube.com/watch?v=KtNZpMOv8j4
Paint It Black: youtube.com/watch?v=HTnkItD3c-Q
Under My Thumb: youtube.com/watch?v=k9nFawGLi9U
山羊の頭のスープ

山羊の頭のスープ

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1994年08月31日)
Review
「ストーンズの最高傑作は?」の問いに対して、本作以前の4枚のどれかを挙げるファンは多い。もちろん私もその一人です。やっぱり比較してしまうんですね。濃いわりに地味だとか、まとまりがないだとか、結局「アンジー」だけだとか…。しかし、何故か癖になる味なんだよね。うまく言えないけど、「ならず者たちが路地裏、半地下のボロアパートで闇鍋」といった風情なんです。そこに山羊の頭をぶち込んだのはミックかキースか知らないが、グロテスクで、甘辛くて、やたら濃い、そんなアルバムなんです。てなわけで、「アンジー」目当ての人はベストから入った方がいいんじゃないかなと思う。深入りしてしまった後、ここに帰って来て下さい(笑)。
Black and Blue

Black and Blue

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1994年07月26日)
Review
76年といえばロックも飽和状態になりつつある時期にさしかかってきている頃。
1年後に世に出る「ホテル・カリフォルニア」のような虚無感にみんなが包まれていた。
そんな中「それがどうした!」と言わんばかりの暑苦しいジャケットで登場したアルバム。
今のCDジャケットでも充分にくどいのに当時はLP。ほんとにデカイ顔ジャケである。
音のほうは彼らの前作と比較してやたらとシンプル。70年代中期のアルバムとしては非常に
異色の存在として光ったアルバム。全米No.1の「愚か者の涙」が入っているので
それだけでも聴く価値ありだけど彼ららしさでいえば「ホット・スタッフ」や「メロディ」のほうが上。
特に「メロディ」は彼らの70年代の曲の中でもプレストンのピアノが爆発する最高にクールな1曲。
前作・次作と比較すると話題性が乏しく、また全編通して派手な曲がないために地味なアルバムとして
捉えられがちな存在だが、曲ごとのインパクトは非常に力強く安定感も高い。
やはり新加入のロン・ウッドの影響が大きいのだろう。
80年代へと続く流れを作った重要なアルバム。
Dirty Work

Dirty Work

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1994年07月26日)
Review
 80年代のMTVブームでストーンズを知った世代には、必ずや思い入れのあるアルバムである筈です。
 活動を控えていたストーンズが、このアルバムの宣伝も兼ねて、MTVミュージックアワードの特別功労賞を受賞した時の映像は、ビデオに録画して何度も繰り返し観たものです。内容はストーンズの簡単な歴史を振り返った後、「Harlem Shuffle 」のプロモビデオ、そしてエリック・クラプトンがプレゼンテイターになって全員が嫌々トロフィーを受け取るというものでした。当時フィル・コリンズやa〜ha、フューイ・ルイスなどを好んでいた中学生の私にとって、全身黒尽くめのスーツとレザーに身を纏った5人の姿は衝撃的でした。カリスマ的存在というものを初めて体感しました。雑誌に載っていたキースリチャーズの紹介に、4年に1度全身の血を入れ替えている、2日おきに寝たり起きたりの生活をしているなんて事を真剣に受け止めていました。
 このアルバムから私のロックンロール人生が始まりました。私に限らず、ロックとは何か?という事を飾り気なく教えてくれる入門書にもなるかと思います。
 「イザコザが絶えなかった時期だから、このアルバム嫌い・・・」なんてコメントをよく耳にしますが、音を聴いただけでアンタにそれが分かるんですか?と問いたい!
 キース主導の楽曲に、ミックは2週間で全曲の歌詞を書いたと言われています。
 製作された2曲のプロモーションビデオもメチャクチャかっこいいです!
 因みに11曲目のピアノインサートは、当時亡くなったイアン・スチュアートの追悼の意を兼ねた小曲です。
 全曲オールドスタイルで貫かれた楽曲のスピリットは「A Bigger Bang 」をはるかに超えていると思います。
メイン・ストリートのならず者

メイン・ストリートのならず者

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1994年08月31日)
Review
アメリカの風景が音で感じられる。まるで昔から歌い継がれて来たような歌が次々と綴られていく。Lovin' Cup、Shine a Light、Tumbling Dice、All Down the Lineなど曲調や女声コーラスのアレンジに、ゴスペルの影響が顕著である。懇願するような声で唸るキースのコーラスがこのアルバムに厚みと哀感を与えている。

アルバムを密かに代表するように思えるのは、カントリー風のTorn and Frayedである。「あのギター弾き、コートは、破けてボロボロだけど、ずっといい時もあったんだ」と歌われる。若くして大成功を収めている彼らにして何故、これほどの諦観と優しさに溢れた視点を獲得出来るのか。間奏のスティール・ギター・ソロは、切なくて絶品。女声コーラスを配し、最もゴスペル的なShine a Lightでは、ミック・テイラーのソロが、情熱的でありながら、音数、ヴィブラートを抑え、リリシズムに溢れている。

プリミティブなダンス・ミュージックにも聴こえるI Just Want to See His Faceは、後の刺青の男のSlave、山羊の頭のスープのCan You Hear the Musicのようにグルーブに身を委ねる曲。トム・ウェイツがフェイバリットにあげている。

初めて聴いたのは、土曜の昼下がりにラジオで流れたRip This Jointだった。リトル・リチャードのR&Rなみに速くてうるさくてカッコいいバンドがあるんだなぁとびっくりしたものだった。それから25年が過ぎた。人生で一番多く繰り返し聴いているアルバムだ。
Between the Buttons

Between the Buttons

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2002年08月27日)
Review
 おそらくはキースが弾くブンブンうなるロックンロールベースが曲をドライブする明け透けなラブソング1が強烈な巻頭を飾り、これと3のヒットが牽引して全米二位と意外に高いチャートアクションを示したアルバム。特に"Ruby Tuesday"、ケシの花の園に舞う妖蝶のようなブライアンによる笛とアルコ奏法で弾かれる低音弦の音がこの曲に一種魔的な雰囲気を醸し出しています。これらは1の放送禁止の代替としてアメリカではトップに到達する大ヒットを記録したその大きな要素でもありました。それにしてもバラードタイプにあるまじきドラムの連打やごついベースの荒々しい編曲はインパクトがあって異色作とも言えると思う。

 ブライアンの鉄琴が全編通して響き渡る2の「誰が昨日の新聞(女)なんか欲しがるもんか」で代表されるように、歌詞は前作同様、女性関係ものが多いようです。キースが好きな曲として挙げている4、またぞろ出現するチャックベリー様の元気なロックンロール11があるものの、ますますギターから遠ざかるブライアンに合わせるように全体には当時の流行に傾倒した作品と言えそうです。最終曲、ミックとキースの掛け合いが気持ちいい"Something happened to me yesterday"はファン必聴で、特にキースのパートで吐き出される心境は、その後の"Before They Make Me Run"にも受け継がれる反骨の精神がうかがえて痛快この上ありません。
Sticky Fingers

Sticky Fingers

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1994年07月26日)
Review
 再スタートしたアルバムである。勿論ギタリストはミック・テイラー、それだけに各曲の構成はしっかりと作られている。この日の為に作り貯めたなんて事はないだろうが、どの曲も判り易く且つ良い曲である。代表曲は「褐色の砂糖」「あばずれ」「僕のノックが聞こえるかい?」と名曲揃い「野生馬」「死花」「モルヒネ姉チャン」なんかも雰囲気は異なるが出来の良い歌である。アルバム全体を通してサウンドの統一感よりも曲の良さと言う点で贅沢な一枚だと思う。とにかく、これが売れてくれないとストーンズとしても自己レーベル立ち上げからズッコける訳には行かないという緊張感みたいなものがある。その点では実にコマーシャルに作られた名作なのであるし、そこにテイラーのハイテク・ギターが被さって来るから心地良さは言うまでもない。
 オルタモントの悲劇から立ち直って作っただけにハイ・テンションな訳だ。何か、テイラーと言う技術屋を手に入れて思い通りの音が作れるようになったジャガーのにんまりと微笑む顔が目に浮かぶようだ。次いでにベロも出しているかも・・?


1- / 41- / 81- / 121- / 161- / 201- / 241- / 281- / 321- / 361- / 401- / 441- / 481- / 521- / 561- / 601- / 641- / 681- / 721- / 761-