ピンク・フロイド(Pink Floyd / ギタリスト

更新日:09-01-07 10H
ギタリスト50音
  41- / 81- / 121-
 161- / 201- / 241-
 281- / 321- / 361-



 ここでの情報はAmazon より抽出しました。

ピンク・フロイド(Pink Floyd

おせっかい

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2001年05月25日)
Review
「エコーズ」・・・寂しさや悲しみ、が言葉でなく音で表現される、ド名曲。「吹けよ風、呼べよ嵐」ロジャー・ウォーターズの凄味がわかる。この不気味さ。かっこいい。「A PILLOW OF WINDS」隠れた佳曲。バンドの演奏でどこまで表現できるのか、それがピンク・フロイドの旅なのだろう。このアルバムは素晴らしいですよ。

時空の舞踏

/CD
 発売日: (1998年09月19日)

High Hopes/Keep Talking

/CD
 発売日: (1994年10月01日)

High Hopes

/CD
 発売日: (1994年10月01日)
Delicate Sound of Thunder

Delicate Sound of Thunder

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2005年07月26日)
Review
 いや個人的にはDisc2は間違いなくFloydの最高傑作です。(Disc1はあんまり聴かないけど)
Floydをどれか1枚だけといったらぜひおすすめです。Floydだけでなくプログレの最高傑作と言っていいかも(私は言っちゃいます)
 この時期のツアーは日本にも来ていて代々木のオリンピックプールに聴きに(見に?)行きました。ユーミンもステージで取り入れた
有名な巨大円形スクリーンやお得意のレーザーショーもぶっ飛びましたが、目を閉じて聴いていたとしてもWish You Were Here,
Great Gig In The Sky(何でCDには入ってないの!こんなエッチくさい演奏他で聴いたこと無い。Pulseよりも絶対上),
Comfortabley Numbなんかは充分泣けたと思います。
 ライブ盤ではPulseも出てますが、音も映像もDelicate Sound〜の方が好きです。Pulseでは狂気がアルバムの順番通りに
演奏されてますが、こっちはばらばらなのでかえって個々の曲の良さが際だって新鮮です。Us And Themのサックス・ソロ最高です。
あついです。
 アンコールは定番の2曲ですが
 Comfortably Numbのギターソロ、泣いちゃいます。べそべそ泣いちゃいます。
 Run Like Hellのイントロ、むちゃくちゃかっこええです。
とにかくおすすめの1枚!!(2枚組だけど・・・)

Atom Heart Mother [12 inch Analog]

/LP Record
 発売日: (1994年06月28日)
Delicate Sound of Thunder

Delicate Sound of Thunder

/カセット
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1990年10月17日)
Review
 いや個人的にはDisc2は間違いなくFloydの最高傑作です。(Disc1はあんまり聴かないけど)
Floydをどれか1枚だけといったらぜひおすすめです。Floydだけでなくプログレの最高傑作と言っていいかも(私は言っちゃいます)
 この時期のツアーは日本にも来ていて代々木のオリンピックプールに聴きに(見に?)行きました。ユーミンもステージで取り入れた
有名な巨大円形スクリーンやお得意のレーザーショーもぶっ飛びましたが、目を閉じて聴いていたとしてもWish You Were Here,
Great Gig In The Sky(何でCDには入ってないの!こんなエッチくさい演奏他で聴いたこと無い。Pulseよりも絶対上),
Comfortabley Numbなんかは充分泣けたと思います。
 ライブ盤ではPulseも出てますが、音も映像もDelicate Sound〜の方が好きです。Pulseでは狂気がアルバムの順番通りに
演奏されてますが、こっちはばらばらなのでかえって個々の曲の良さが際だって新鮮です。Us And Themのサックス・ソロ最高です。
あついです。
 アンコールは定番の2曲ですが
 Comfortably Numbのギターソロ、泣いちゃいます。べそべそ泣いちゃいます。
 Run Like Hellのイントロ、むちゃくちゃかっこええです。
とにかくおすすめの1枚!!(2枚組だけど・・・)
Take It Back

Take It Back

/CD
 発売日: (1994年05月31日)

Take It Back

/CD
 発売日: (1994年05月01日)
時空の舞踏

時空の舞踏

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2001年05月25日)
Review
ピンク・フロイドのシングルヒットを集めたベスト盤です。
んーと、日本語タイトルがいやに難しいのですが、
内容は英語タイトルとおり、「偉大なダンスソング集」として
音楽ファンなら誰にでも推薦できます。
ピンク初心者には充分入門編としての価値もあり、
ここから初めてピンクの音への興味を確認してから次に

狂気・ウォール・炎などどのコンセプトアルバムへ進むのも
いいと思います。
ピンク大ファンの私は、デイブ・ギルモアのギターだけが
聞きたいときにはこのCDをよく聞きます。

Obscured by Clouds

Obscured by Clouds

/カセット
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1990年10月17日)
Review
全体にリラックスして作られた印象があります。どちらかというと地味ですが、よく聴くと名曲揃いです。私も「マッド・メン」が特に好きです。この曲や、クラークのSFから命名した「幼年期の終わり」の素晴らしいイントロ部分を聞くと、フロイド音楽のアイデンティティーはリック・ライトのキーボードにあったのではないかと思えてきます。
Interview Picture Disc

Interview Picture Disc

/CD
 発売日: (1991年12月03日)

Take It Back

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1994年05月01日)
Review
EMI UK: 724388142724

1. Take It Back (album version)
2. Astronomy Domine (live)
3. Take It Back (edit)

「彼女の愛が降り注ぎ、そよ風のように心地よい」
「彼女の息遣いが聞こえる、大海原の波のように」
とスタートする、スペイシーなラヴ・ソング。
一見、穏やかなバラードに見えるが、それだけでは終わらない。

「僕は彼女が潰れてしまうのが見たくて、限界まで追い詰める」
「彼女は自分を取り戻す (Take It Back) だろう」
「何時かそうするのかも知れない」
彼女を大切に思いながらも、その愛を試そうとする… 屈折した心が表現されている。ロジャー・ウォーターズが居なくとも、これだけ優れた詞があれば十分だ。

アルバム「対/The Division Bell」は、この曲以外にも優れた楽曲を多数収録。驚異的な完成度で知られる。制作期間は何と6年半。優れた曲しか収録しなかった感じである。聴くなら、詞の完成度が確認できる、対訳付きの日本盤をお勧めする。
The Dark Side of the Moon

The Dark Side of the Moon

/カセット
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1990年10月17日)
Review
このアルバムがどれだけ売れたかとか、そんなことはどうでも良いこと。

私の青春、10代、大学進学を目指している頃の、
青春の気持ちの揺れに、LP盤を 繰り返し 繰り返し聞いた思い出。

9月15日 リックライトが他界したニュースが報道された。

虚空のスキャットと命名されたピアノ曲。
エコーズともともに一番好きな曲である。

ビデオ版では、フランスのベルサイユ宮殿でのコンサート。

また、心の中に 蘇ってくる。

冒頭のナレーション。

死を恐れていない。

And I am not frightened of dying, any time will do,
I don't mind. Why should I be frightened of dying?
There's no reason for it, you've gotta go sometime.'
'I never said I was frightened of dying.'

良き曲、イメージを有り難う。

The Dark Side of the Moon

/CD
 発売日: (1993年09月29日)
Pulse [12 inch Analog]

Pulse [12 inch Analog]

/LP Record
 発売日: (1995年06月08日)
The Piper at the Gates of Dawn

The Piper at the Gates of Dawn

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1999年01月12日)
Review
聴く人によってさまざまなイマジネーションが喚起される。暗闇のなかで目を閉じて聴いてみてください。何処かへ連れていかれます。水の底に居て、青空のような水面から差し込んでくる光。あるいは、その光とともに鳴り響く音塊とか。シドの時空を超えたギター。ラリパッパなジャケ。大好きなアルバムです。
London 1966-67 [VHS] [Import]

London 1966-67 [VHS] [Import]

/VHS
 発売日: (1994年09月29日)
London '66-'67

London '66-'67

/CD
 発売日: (1996年05月30日)
Animals

Animals

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1990年10月25日)
Review
他にも大作(名作)が一杯ですので目立たないのですが(失敗作という人までおります・・)なかなかの出来です。特にSHEEPは躍動感あふれて大好きです。ジャケットがなんか有名な発電所ということで、ここの写真を撮りいく観光客が増えたとか・・。そういえばインターネットで検索したら自分で撮ってきたこの発電所(もう今は稼動していないらしい)の写真をアップしている人が世界中におります。結構見てて楽しいです。さすがに豚は飛んでませんけどね。
砂丘

砂丘

カレイドスコープ、ジョン・ファヘイ、グレイトフル・デッド、ジェリー・ガルシア
/CD
おすすめ度: おすすめ度:2.0 発売日: (1999年01月27日)
Review
映画「砂丘」のサントラでピンク・フロイド以外のミュージシャンも参加している。時期的には「ウマグマ」「原始心母」の頃の作品であり、フロイドの数曲もサイケデリックな作品となっている。

最後の「51号の幻想」は「ユージン~」に似た曲だが、後半は全く違った展開となっている。フロイド以外には全く聞き所のないアルバムだが、フロイド自体にもそれほど光るものはない。レアものとして収集するにはいいかも。

なお、本作品の2枚組のアルバムもあるようで、そちらにはフロイドは7曲入っている。こちらを聞いてみたい。

p.u.l.s.e

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1995年09月21日)
Review
 ピンク・フロイドの総集編的2枚組ライヴ・アルバム。プログレ系のライヴ・アルバムとしては「Yessongs」があまりにも傑出していますが、この「p・u・l・s・e」は同時代という旬を逃してはいるものの、それに匹敵する出来だと思います。
 何よりも嬉しいのは、DISC2でかの名盤「Dark Side Of The Moon」を丸ごと演奏してくれていることです。これだけでも一聴の価値ありでしょう。アンコールの「Wish You Were Here」では観客が一緒に歌っている様が録音されており、感慨もひとしおです。思わず、歌い出してしまいそうになります。

 ジャケットにもフロイドらしい趣向がこらしてあり、点滅するLEDが仕込んであります(2年くらいは点滅しています)。夜見ると、まるで古き良き時代へと誘う灯火のように思えます。
 70年代の活躍を知る方々にはオヤジごころをそそられる一枚として、知らない方には入門編として余りある珠玉の一枚として、絶対にオススメです。

The Wall

The Wall

/カセット
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1990年10月17日)
Review
80年発表。狂気(The Dark Side of the Moon)と双璧を成す、Pink Floydの傑作コンセプトアルバムです。

ロジャー・ウォーターズ(B)が狂気で全曲の作詞を手掛け、
またそれが批評家や一般リスナーから高く評価されたことにより、バンド内での発言権を強め、
彼が前作アニマルズのツアー中に感じた“古い曲ばかり聴きたがる観客と自分達との間に存在する壁”の原理を深く掘り下げ、
それを主題にした一つの物語(架空のロックスター、ピンクの半生。映像化もされ、賛否はあるが傑作とされている。
また戦争で父親を失って育ったウォーターズ自身の間接的な自伝の意味合いもあるらしい)をアルバム全体を使って進めていくという、
ある種のロックオペラ的な作品です。
そのため非常に彼の色が強く、ギルモア(G)やリック・ライト(Key)の色が抑えられているので、
ファンの間でも賛否が分かれる作品でもあります。
この作品が後年まで、メンバー間に大きな“壁”を築いてしまったのは皮肉的です。
(特にライトはアルバム製作中にウォーターズから正式メンバーを解雇されている)

楽曲の方はというと、狂気や初期の作品に見られたプログレッシブな質感、
浮遊感(エコーや幻想的なシンセの多用)は抑えられ、短くてポップな楽曲が中心となってアルバムを構成しています。
しかしメインテーマのAnother Brick in the Wallの様々なVerを含め、
少年少女合唱隊やオーケストラなどの外部ミュージシャンを多く招いていることもあって、
楽曲は緩やかでテーマに沿った一貫性を保ちながら、非常にバラエティに富んでいます。
実はサウンドの方もよく聴くと非常に綿密に構成されており、
ギターやヴォーカルにかけられたディレイ(山びこのように音が反復するエフェクト)処理も見事で、
正に見事に「建築」された作品です(彼はバンド内でギルモアとライトを“芸術家”、自分とメイスン(Dr)を“建築家”だったと語っている)

アルバム内にはいくつか、物語のキーとも呼べる楽曲も用意され、
Disc.1のMotherやウォーターズとギルモアがアレンジで強烈な衝突を繰り返したとされる、
Disc.2のComfortably Numbは単体で聴いても文句無しの名曲に仕上がっています。
(特に後者のアレンジ、ギターソロは素晴らしいです)
また全編を通してロジャーのヴォーカルの比率が高いのですが、
彼の感情的で鬼気迫るヴォーカルは時に恐ろしく(特に終盤のTrialは声の加工も相まって壮絶)、
時に限りなく哀しげに響き、アルバムの世界に深く引き込まれる要因になっていると思います。

2枚組み、全26曲の大作ではありますが収録時間は実は70分強と、
1枚の長めアルバムと大して変わらず非常に聞きやすい内容です。
発砲スチロールを積み上げ、ステージ上に巨大な壁を構築したという映像版も含めて、一聴一見の価値があると思います。

(P.S.非常に思い入れが強い作品なので、長くなってしまいすいません…)

Dark Side...Pyramid Box Set

/CD
 発売日: (1993年07月30日)

神秘

/CD
 発売日: (1994年09月28日)

The Wall

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1990年07月02日)
Review
80年発表。狂気(The Dark Side of the Moon)と双璧を成す、Pink Floydの傑作コンセプトアルバムです。

ロジャー・ウォーターズ(B)が狂気で全曲の作詞を手掛け、
またそれが批評家や一般リスナーから高く評価されたことにより、バンド内での発言権を強め、
彼が前作アニマルズのツアー中に感じた“古い曲ばかり聴きたがる観客と自分達との間に存在する壁”の原理を深く掘り下げ、
それを主題にした一つの物語(架空のロックスター、ピンクの半生。映像化もされ、賛否はあるが傑作とされている。
また戦争で父親を失って育ったウォーターズ自身の間接的な自伝の意味合いもあるらしい)をアルバム全体を使って進めていくという、
ある種のロックオペラ的な作品です。
そのため非常に彼の色が強く、ギルモア(G)やリック・ライト(Key)の色が抑えられているので、
ファンの間でも賛否が分かれる作品でもあります。
この作品が後年まで、メンバー間に大きな“壁”を築いてしまったのは皮肉的です。
(特にライトはアルバム製作中にウォーターズから正式メンバーを解雇されている)

楽曲の方はというと、狂気や初期の作品に見られたプログレッシブな質感、
浮遊感(エコーや幻想的なシンセの多用)は抑えられ、短くてポップな楽曲が中心となってアルバムを構成しています。
しかしメインテーマのAnother Brick in the Wallの様々なVerを含め、
少年少女合唱隊やオーケストラなどの外部ミュージシャンを多く招いていることもあって、
楽曲は緩やかでテーマに沿った一貫性を保ちながら、非常にバラエティに富んでいます。
実はサウンドの方もよく聴くと非常に綿密に構成されており、
ギターやヴォーカルにかけられたディレイ(山びこのように音が反復するエフェクト)処理も見事で、
正に見事に「建築」された作品です(彼はバンド内でギルモアとライトを“芸術家”、自分とメイスン(Dr)を“建築家”だったと語っている)

アルバム内にはいくつか、物語のキーとも呼べる楽曲も用意され、
Disc.1のMotherやウォーターズとギルモアがアレンジで強烈な衝突を繰り返したとされる、
Disc.2のComfortably Numbは単体で聴いても文句無しの名曲に仕上がっています。
(特に後者のアレンジ、ギターソロは素晴らしいです)
また全編を通してロジャーのヴォーカルの比率が高いのですが、
彼の感情的で鬼気迫るヴォーカルは時に恐ろしく(特に終盤のTrialは声の加工も相まって壮絶)、
時に限りなく哀しげに響き、アルバムの世界に深く引き込まれる要因になっていると思います。

2枚組み、全26曲の大作ではありますが収録時間は実は70分強と、
1枚の長めアルバムと大して変わらず非常に聞きやすい内容です。
発砲スチロールを積み上げ、ステージ上に巨大な壁を構築したという映像版も含めて、一聴一見の価値があると思います。

(P.S.非常に思い入れが強い作品なので、長くなってしまいすいません…)
モア

モア

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2000年07月26日)
Review
Pink Floydの作品のなかで最もロックしているアルバムであろう。"The Nile song"は当時シングルヒットも記録したカッコいいハードロックだし、"Ibiza bar"あたりもPink Floydにしか出来ないロック曲。またこのアルバムの魅力は曲のバラエティーであり、"Main theme"など神秘的なインスト、"Cymbaline"のはかない美しさなど、後の大成功の構成要素を随所に見出す事ができる。
Pink Floyd fanにも意外と知られていないこの"More"ですが、マイナーな映画自体とは別に音自体はPink Floydの様々なエッセンスが詰め込まれた幕の内弁当のような楽しみのある秀作なのです。
ファイナル・カット

ファイナル・カット

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1998年09月19日)
Review
ロジャー・ウォータースが抜ける前の1983年発表のアルバム。タイトルからして、このバンドの真のラストアルバムととってもおかしくはないだろう。

このアルバム、確かに地味ではある。しかし、聴き終わった後の余韻というのは、かなり強烈だ。短く地味な曲がまるで組曲のようにつながりながら、一つの物語を描いていくのだが、観終わった後、孤独な兵士を主人公とする古い戦争映画を観終わったような感覚がして、手法としては物語がロジャー・ウォーターズの心象風景を反映しながら、彼自身に朴訥と語られていくような映画を想像した。
それにしても、ここまで音楽を映像的に捉えている作品は、フロイドの数々の傑作と比べてもトップクラスだと思う。そして、この方法論を追及しようとすれば、必然的にバンドの分裂は仕方なかったようにも思われる。何にしろ、素晴らしいファイナル・カットです。
A Collection of Great Dance Songs

A Collection of Great Dance Songs

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1990年10月25日)
Review
日本では「時空の舞踏」というとんでもないタイトルを付けられたベスト・アルバム、英語題が「偉大なダンス・ソング集」であることからわかる通り、ヒット曲でかなりファンキーな印象を受ける曲を集めてあります、

デビッド・ギルモアのギターの印象が強い曲ばかりで、ギルモア・ファンの評者はギターだけ聞きたい時や何となくフロイドを聞きたい時によくこのCDを選びます、またヒット曲のみ収録なので初心者向けにも推薦できますが、2枚組のいいベスト盤も発売されてしまったので、どのようなファン向けに発売されているのかがいま一つ不明なアルバムになってしまったことも確かで、購入の際はじっくり比較検討されることをお奨めします、

Wall

Wall

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1987年07月07日)
Review
80年発表。狂気(The Dark Side of the Moon)と双璧を成す、Pink Floydの傑作コンセプトアルバムです。

ロジャー・ウォーターズ(B)が狂気で全曲の作詞を手掛け、
またそれが批評家や一般リスナーから高く評価されたことにより、バンド内での発言権を強め、
彼が前作アニマルズのツアー中に感じた“古い曲ばかり聴きたがる観客と自分達との間に存在する壁”の原理を深く掘り下げ、
それを主題にした一つの物語(架空のロックスター、ピンクの半生。映像化もされ、賛否はあるが傑作とされている。
また戦争で父親を失って育ったウォーターズ自身の間接的な自伝の意味合いもあるらしい)をアルバム全体を使って進めていくという、
ある種のロックオペラ的な作品です。
そのため非常に彼の色が強く、ギルモア(G)やリック・ライト(Key)の色が抑えられているので、
ファンの間でも賛否が分かれる作品でもあります。
この作品が後年まで、メンバー間に大きな“壁”を築いてしまったのは皮肉的です。
(特にライトはアルバム製作中にウォーターズから正式メンバーを解雇されている)

楽曲の方はというと、狂気や初期の作品に見られたプログレッシブな質感、
浮遊感(エコーや幻想的なシンセの多用)は抑えられ、短くてポップな楽曲が中心となってアルバムを構成しています。
しかしメインテーマのAnother Brick in the Wallの様々なVerを含め、
少年少女合唱隊やオーケストラなどの外部ミュージシャンを多く招いていることもあって、
楽曲は緩やかでテーマに沿った一貫性を保ちながら、非常にバラエティに富んでいます。
実はサウンドの方もよく聴くと非常に綿密に構成されており、
ギターやヴォーカルにかけられたディレイ(山びこのように音が反復するエフェクト)処理も見事で、
正に見事に「建築」された作品です(彼はバンド内でギルモアとライトを“芸術家”、自分とメイスン(Dr)を“建築家”だったと語っている)

アルバム内にはいくつか、物語のキーとも呼べる楽曲も用意され、
Disc.1のMotherやウォーターズとギルモアがアレンジで強烈な衝突を繰り返したとされる、
Disc.2のComfortably Numbは単体で聴いても文句無しの名曲に仕上がっています。
(特に後者のアレンジ、ギターソロは素晴らしいです)
また全編を通してロジャーのヴォーカルの比率が高いのですが、
彼の感情的で鬼気迫るヴォーカルは時に恐ろしく(特に終盤のTrialは声の加工も相まって壮絶)、
時に限りなく哀しげに響き、アルバムの世界に深く引き込まれる要因になっていると思います。

2枚組み、全26曲の大作ではありますが収録時間は実は70分強と、
1枚の長めアルバムと大して変わらず非常に聞きやすい内容です。
発砲スチロールを積み上げ、ステージ上に巨大な壁を構築したという映像版も含めて、一聴一見の価値があると思います。

(P.S.非常に思い入れが強い作品なので、長くなってしまいすいません…)

The Final Cut [12 inch Analog]

/LP Record
 発売日: (1998年05月25日)
Momentary Lapse of Reason

Momentary Lapse of Reason

/CD
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (1997年12月18日)
Review
ロジャー・ウォータースは優れたコンセプトメーカーではあったが、プレイヤーとしては一ベーシストでしかなかったことを証明したアルバムであろう。ウォータースの在籍中も通して、ピンク・フロイドの「サウンド」を決定付けてきたのは、デイヴ・ギルモアのギターとヴォーカルであり、リック・ライトのキーボードの特徴ある音色であり、ワンパターンと言われようが一聴にしてそれとわかるニック・メイスンのドラムだったわけで、それはこのアルバムでもまったくと言っていいほど変わっていない。変わったとすれば、それは「コンセプト」にがんじがらめにされて窮屈そうにしている感じがなくなったところだ。

内向を極めていた頭脳派・ウォータースが抜けることによって、ピンク・フロイドはずいぶんと開放的に、親しみやすくなった。その後も小難しいコンセプトを弄しているウォータースとは対照的である。
The Final Cut

The Final Cut

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1990年10月25日)
Review
ロジャーウォーターズは、父親を、戦争で亡くしている。
このアルバムを覆い尽くしているのは、亡き父への想いと、戦争への厭世感と言っても
いいかもしれない。とにかく、全編火薬の臭いと、負傷兵の嘆き、そして「ロジャーの叫び」
に満ちている。ピンク・フロイドのというより、ロジャーのソロアルバムとしてとらえて聴いた方が、面食らわずに済むだろう。

「THE WALL」の補足的な位置付けとだとして本作を知り、聴いたのだが、どうもそのような
「補足」レベルで収まるような、オトナシイ作品ではない、と思う。

個人的には、6.The Gunners Dream に 思わぬかたちでドギモを抜かれた・・・。
この曲は「THE WALL」のプリング・ザ・ボーイズ・バック・ホームの面影を湛えた曲である。
”少年たちを家に呼び戻そう ”から
”もう誰も子供を殺したりはしない”に変わり、私は、初めて、ロジャーが言いたかったことが、理解できたような気がする。
そしてこの曲は、ピンク・フロイドの全アルバムを通しても、最もロジャーの「叫び」を代表する作品だと、個人的に思う。

アルバムのバランス的には、確かにお世辞にも良いとは言えない。
だが、「僕はありのままの感情をさらすべきだと思った」と、The Final Cut=最後の切り傷で
ロジャーが告白しているように、ロジャーを知っておきたい人には避けて通れない、「苦渋」を湛えた重く価値あるアルバムである。





Star Profiles

/CD
 発売日: (1998年03月30日)

Interview

/CD
 発売日: (1997年01月14日)

原子心母

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2001年05月25日)
Review
 1970年の作品。オーケストラを取り入れたロックグループは他にもムーディブルースなどがあるが、フロイドの場合は「取り入れた」というよりもオーケストラと響きあい、独自の世界を創造するスケールの大きさがある。この調子で、依頼されたという『2001年宇宙の旅』の音楽も担当していたらと悔やまれる。本作品はギリシャの一大叙情詩にも匹敵するスケールで、人間の存在意義、生命のすばらしさ、ココロの複雑さ、カオス、を見事に表現している。落ち込んでいるときは一緒に慰めてくれ、調子にのったときにはいさめてくれる、といった親友、あるいは哲学書のような存在。これはもうロックの域を超越している。こういったクソ真面目で耽美的なプログレはもう出ないのか。

雲の影

/CD
 発売日: (1996年03月27日)

There Is No Dark Side

/CD
 発売日: (1997年02月17日)
Pink Floyd Interview CD/Book

Pink Floyd Interview CD/Book

/CD
 発売日: (1995年09月22日)


1- / 41- / 81- / 121- / 161- / 201- / 241- / 281- / 321- / 361-