ピンク・フロイド(Pink Floyd / ギタリスト

更新日:08-12-03 08H
ギタリスト50音
  41- / 81- / 121-
 161- / 201- / 241-
 281- / 321- / 361-



 ここでの情報はAmazon より抽出しました。
ピンク・フロイド 1965年 ロジャー・ウォーターズ (B・Vo)、リチャード・ライト (Kd・Vo)、ニック・メイスン (Dr)、シド・バレット (G・Vo) 、ロンドンで結成
1967年 ファースト・アルバム『夜明けの口笛吹き』 バンドのリーダー的存在だったバレットが重度の麻薬中毒で脱退
 シド・バレットの後釜のギタリストとしてジェフ・ベック加入というオファーを出したようだ。
 ピンク・フロイドとジミ・ヘンドリックスは一緒にツアーしていたころジミ・ヘンドリックスはシド・バレットを高く評価していたようだ。
1968年 デヴィッド・ギルモア(G・Vo) が加入 セカンド・アルバム『神秘』をリリース
1970年には『原子心母』が初の全英1位
おせっかい』『雲の影』とアルバム発表
1973年 傑作アルバム『狂気』発表
1975年 『炎~あなたがここにいてほしい』発表
1977年 『アニマルズ』
1979年 2枚組大作『ザ・ウォール』発表
1983年 ロジャー・ウォーターズ在籍時のラスト・アルバム『ファイナル・カット』発表
1987年 新生ピンク・フロイドとしてアルバム『鬱』発表
1994年 新作『対/TSUI』をリリース
1995年 ツアーを収録したライブアルバム『P.U.L.S.E』 1996年、米ロックの殿堂入り
2000年 1979年発表『ザ・ウォール』ツアー ライブアルバム『ザ・ウォール・ライブ:アールズ・コート1980~1981』発売
2005年、英ロックの殿堂入
2006年7月7日 オリジナルメンバーのリーダーであったシド・バレットが死去

アルバム
1967年 夜明けの口笛吹き The Piper At The Gates Of Dawn 6 131
1968年 神秘 A Saucerful Of Secrets 9
1969年 モア More 9 153
1969年 ウマグマ Ummagumma
1970年 原子心母 Atom Heart Mother
1971年 ピンク・フロイドの道 Relics
1971年 おせっかい Meddle
1972年 雲の影 Obscured By Clouds
1973年 狂気 The Dark Side Of The Moon
1973年 ナイス・ペア A Nice Pair
1975年 炎~あなたがここにいてほしい Wish You Were Here
1977年 アニマルズ Animals
1979年 ザ・ウォール The Wall
1981年 時空の舞踏 A Collection Of Great Dance Songs
1981年 ワークス~ピンク・フロイドの遺産 Works
1983年 ファイナル・カット The Final Cut
1987年 鬱 A Momentary Lapse Of Reason
1988年 光~PERFECT LIVE! Delicate Sound Of Thunder
1992年 シャイン・オン Shine On
1994年 対 The Division Bell
1995年 P.U.L.S.E Pulse
2000年 ザ・ウォール・ライブ:アールズ・コート1980~1981 Is There Anybode Out There? : The Wall Live 1980 - 1981
2001年 エコーズ~啓示 Echoes : The Best Of Pink Floyd

映像作品
1983年 ピンク・フロイド ザ・ウォール(映画) - Pink Floyd/The Wall
1989年 光~PERFECT LIVE! - Pink Floyd in Concert Delicate Sound of Thunder
1992年 ピンク・フロイド・ライヴ・アット・ポンペイ - Pink Floyd Live at Pompeii
1992年 道:カレラ・パンアメリカーナ - La Carrera Panamericana
1995年 P.U.L.S.E - P.U.L.S.E
1995年 ロンドン 66-67 - London 66-67 Dedicated to Syd Barrett
2003年 クラシック・アルバムズ:ピンク・フロイド/狂気 - Classic Albums:Pink Floyd/The Dark Side of the Moon


狂気(SACD-Hybrid)

狂気(SACD-Hybrid)

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2003年03月29日)
Review
言わずと知れたピンク・フロイドの名作、「狂気」のSACD盤。1973/2003作
かつてプログレ初心者の頃、本作を聴いて、いったいこれのどこが名作なのだろうかと
さっぱり分からず売ってしまった記憶があるが、本作の真の魅力はLPで聴くか、
あるいはそれに匹敵する自然なフォーマットの音で聴かないと分からなかったのだ。
このSACDでは、この作品の本来の精細なダイナミズムというべきものが存分に味わえる。
とくにリチャード・ライトのシンセサウンドのこだわりは見事で、作品世界形成の核をになっている。
曲間の静かな部分にすら、なんらかの空気がただよっている。これはこれまでの通常CDでは
なかなか感じ取れなかったものだ。音を通じて作品そのものに引き込まれるような感覚…
これが名作たるゆえんだったのだ。そう理解出来る。まさにSACDで聴くべきアルバムだ。
Meddle

Meddle

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1990年10月25日)
Review
ずっとデビューから聞いていた者としては、この「エコーズ」の入っている「おせっかい」でトップにたったと思っている。毎日学校から帰ったらまずこれを聞いていた。単純な構成なんですがねえ・・・今聞いても良いですね。その後のオフィシャルのライブには収録されないのが残念です。レコード時代は各国のジャケットの色が微妙に違っていて面白がって買い集めたから何枚あるか分からないです。中間の宇宙的世界から段々ベースラインが響いてきてボーカルが被さる一瞬が聞き所です。この一瞬を聞くためにそれまでの音があると言っても過言ではありません。
The Dark Side of the Moon

The Dark Side of the Moon

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1991年07月20日)
Review
このアルバムがどれだけ売れたかとか、そんなことはどうでも良いこと。

私の青春、10代、大学進学を目指している頃の、
青春の気持ちの揺れに、LP盤を 繰り返し 繰り返し聞いた思い出。

9月15日 リックライトが他界したニュースが報道された。

虚空のスキャットと命名されたピアノ曲。
エコーズともともに一番好きな曲である。

ビデオ版では、フランスのベルサイユ宮殿でのコンサート。

また、心の中に 蘇ってくる。

冒頭のナレーション。

死を恐れていない。

And I am not frightened of dying, any time will do,
I don't mind. Why should I be frightened of dying?
There's no reason for it, you've gotta go sometime.'
'I never said I was frightened of dying.'

良き曲、イメージを有り難う。
Atom Heart Mother

Atom Heart Mother

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1991年07月20日)
Review
もうX10年もこの作品を聴いています。たまに聞き返すのですが、すこしも飽きません。これ以後のフロイドのモチーフの殆どが出ていると思います。ドローンドローンと繰り返すウォーターズのベース、宗教曲のように荘厳なライトのオルガン、そしてやたらスケールのでかいギルモア博士のギターです。繰り返しが続き、唐突にハッと目が覚めたように次の部分に入っていく構成。それからこの曲の途中にどこか九州辺りの日本民謡みたいなコーラスが入りますね。バッサンコ、バッサンコと聴こえる。あそこも好きです。デブでよろよろになってしまった浴衣が似合いそうなギルモアの「デブでよろよろの太陽」は、フロイド屈指の名曲でしょう。エンディングのギターが物凄く良い。
Oh by the Way

Oh by the Way

/CD
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (2007年10月23日)
Review
中学生の頃、NHK−FMで「Dark side of the Moon」を初めて聞いて走った戦慄。それ以来LPアルバムを買い揃えたPink Floyd。しかしターンテーブルが故障して聞けなくなっていました。そんな所に昨年発売になったこの「Oh by the way」。予約購入して、ようやく先日手元に届きました。スタジオ録音の全14アルバム(UmmagumaとThe Wallは2枚組み)が、発売当時のままの紙ジャケ姿でBOXに収まっていました。ポスター類もLP発売時のままに封入。そして本BOX特典ポスターも折りたたまれて入っていました。
私のような古くからのファンでLPしか持っていなかった者にはうってつけのBOXだったと思います。これからじっくり聞き込んでみたいと思います。
Wish You Were Here

Wish You Were Here

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1999年10月20日)
Review
とにかくShine on You Crazy Diamondが圧巻。哀愁漂うギターがすごすぎる。全部あわせて20分超える曲だけど全く退屈しない真の名曲だと思う。Wish You Were Hereもプログレ嫌いでも聞ける普遍的な名曲
はっきり言って2,3はゴミだけど1,4,5があるだけで歴史に残る名盤と言えるんじゃないでしょうか
狂気より大好きなアルバムです
狂気

狂気

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2006年03月08日)
Review
2008年9月17日の朝刊にて、リチャード・ライト逝去の報を見ました。本作を聴き続けることで、お悔やみに替えたいと思います。本作、相変わらずの、幻想的なサウンドながら、ポップな聴きやすさもあり、それが、多くの支持を集めた理由でしょう。ロック史にいつまでも輝く名盤、リチャード・ライト氏の名演に拍手。
夜明けの口笛吹き40周年記念盤

夜明けの口笛吹き40周年記念盤

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2007年10月03日)
Review
内容については通常盤のほうでレビューさせていただいているので割合しますが
モノラル録音はじめてききました。感情移入しちゃって申し訳ないけど
あらゆるサイケって呼ばれてる音楽の頂点にあるアルバムだと思っています
モノラル聴いてますますそう感じましたね

とにかくキモチイ、ステレオじゃ体感できない音圧に酔える
レコードのmono盤がどうしてあんなに高騰するのか、やっとその理由がわかりました
Animals

Animals

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2001年12月29日)
Review
他にも大作(名作)が一杯ですので目立たないのですが(失敗作という人までおります・・)なかなかの出来です。特にSHEEPは躍動感あふれて大好きです。ジャケットがなんか有名な発電所ということで、ここの写真を撮りいく観光客が増えたとか・・。そういえばインターネットで検索したら自分で撮ってきたこの発電所(もう今は稼動していないらしい)の写真をアップしている人が世界中におります。結構見てて楽しいです。さすがに豚は飛んでませんけどね。
Pulse

Pulse

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1995年10月10日)
Review
やはり、ウォーターズに敬意を表わし、デヴィッドギルモアズピンクフロイドによる全米ツアーの模様を収録したライブアルバムです。ギルモアズフロイドは、前作でも、邦題「光」というライブアルバムを出していますが、ここでの聴き所は、やはり、あの「狂気」の全曲演奏。時計の音等の効果音も、ほぼ忠実に再現し、ライブならではの臨場感を加え、やはり聴き応えがあります。
確かに、ウォーターズ不在ということで、フロイドの「世界」を忠実に再現できているかといった声はあるかと思いますが、サウンド面でリーダーシップを取っていたギルモアにニックメイスン、リチャードライトという3人のメンバーが揃っているだけに、フロイドの「音」は再現されており、フロイドミュージックを楽しむのには良いアルバムだと思います。ギルモアのギターが好きな方には、文句なくお奨めの聴き応えのあるライブアルバムです。
Is There Anybody out There? The Wall: Live 1980-1981

Is There Anybody out There? The Wall: Live 1980-1981

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2000年04月18日)
Review
唐突に発表された「ザ・ウォール」の81年アールズ・コートでのライヴです。当時、今のレベルからは考えられない音質のブートを新宿から通販で取り寄せて有難がって聞いていました。しかし、現代社会の抱える孤独や、ロジャー・ウオーターズの抱えるトラウマをテーマに、といった能書き以前に、ブックレットのステージの写真なんかを見ると、完全にエンターテイメントとして機能しているような気がします。ということは、当然、映像も目にしたくなるのが人情で、この後、DVDで発売という展開になるのでしょうか。まだまだデイヴも古のモデル時代を彷彿させることがなきにしもあらずで、フロイドにこういうミーハーな切り方はなしですか。
The Wall

The Wall

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1999年10月20日)
Review
80年発表。狂気(The Dark Side of the Moon)と双璧を成す、Pink Floydの傑作コンセプトアルバムです。

ロジャー・ウォーターズ(B)が狂気で全曲の作詞を手掛け、
またそれが批評家や一般リスナーから高く評価されたことにより、バンド内での発言権を強め、
彼が前作アニマルズのツアー中に感じた“古い曲ばかり聴きたがる観客と自分達との間に存在する壁”の原理を深く掘り下げ、
それを主題にした一つの物語(架空のロックスター、ピンクの半生。映像化もされ、賛否はあるが傑作とされている。
また戦争で父親を失って育ったウォーターズ自身の間接的な自伝の意味合いもあるらしい)をアルバム全体を使って進めていくという、
ある種のロックオペラ的な作品です。
そのため非常に彼の色が強く、ギルモア(G)やリック・ライト(Key)の色が抑えられているので、
ファンの間でも賛否が分かれる作品でもあります。
この作品が後年まで、メンバー間に大きな“壁”を築いてしまったのは皮肉的です。
(特にライトはアルバム製作中にウォーターズから正式メンバーを解雇されている)

楽曲の方はというと、狂気や初期の作品に見られたプログレッシブな質感、
浮遊感(エコーや幻想的なシンセの多用)は抑えられ、短くてポップな楽曲が中心となってアルバムを構成しています。
しかしメインテーマのAnother Brick in the Wallの様々なVerを含め、
少年少女合唱隊やオーケストラなどの外部ミュージシャンを多く招いていることもあって、
楽曲は緩やかでテーマに沿った一貫性を保ちながら、非常にバラエティに富んでいます。
実はサウンドの方もよく聴くと非常に綿密に構成されており、
ギターやヴォーカルにかけられたディレイ(山びこのように音が反復するエフェクト)処理も見事で、
正に見事に「建築」された作品です(彼はバンド内でギルモアとライトを“芸術家”、自分とメイスン(Dr)を“建築家”だったと語っている)

アルバム内にはいくつか、物語のキーとも呼べる楽曲も用意され、
Disc.1のMotherやウォーターズとギルモアがアレンジで強烈な衝突を繰り返したとされる、
Disc.2のComfortably Numbは単体で聴いても文句無しの名曲に仕上がっています。
(特に後者のアレンジ、ギターソロは素晴らしいです)
また全編を通してロジャーのヴォーカルの比率が高いのですが、
彼の感情的で鬼気迫るヴォーカルは時に恐ろしく(特に終盤のTrialは声の加工も相まって壮絶)、
時に限りなく哀しげに響き、アルバムの世界に深く引き込まれる要因になっていると思います。

2枚組み、全26曲の大作ではありますが収録時間は実は70分強と、
1枚の長めアルバムと大して変わらず非常に聞きやすい内容です。
発砲スチロールを積み上げ、ステージ上に巨大な壁を構築したという映像版も含めて、一聴一見の価値があると思います。

(P.S.非常に思い入れが強い作品なので、長くなってしまいすいません…)
原子心母

原子心母

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2000年08月30日)
Review
いっつ なっと のーまる ぷろぐれ。ピンク・フロイドの全作品において、一番プログレ的な作品。「クリムゾンキングの宮殿」「こわれもの」「展覧会の絵」「フォックストロット」そしてこの「原子心母」だあ。クラシックとバンド演奏の融合、交換音の巧みな使い方、先人の知を、思い知らされます。
Dark Side of the Moon

Dark Side of the Moon

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2003年03月25日)
Review
ピンク・フロイドが作り上げた金字塔、プログレの一つの到達点・飽和点
がこの作品だ。全編通して一つのスペクタクルなドラマになっていて聴く者を
圧倒させる。ロジャー・ウォーターズの哲学的、映像的なリリックと、シンセサイザー
を使った立体的な音作りが絶妙の均衡で溶け合っていて、まるでプカプカ浮いてるような
浮遊感覚に襲われます。2「On The Run」の殺伐とした雰囲気、4「The Great Gig In The Sky」の直情的な表現、5「Money」で芸術性と大衆性を見事に融合し、8から9への
壮大で陶酔感溢れるアンサンブルはまさに至福の瞬間だ。プログレ、いやロック全般の
中でも、音楽の歴史の中でも、いつまでも輝かしく君臨するこの作品を是非たくさんの方に
聴いてもらいたいです。
ウマグマ

ウマグマ

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2000年07月26日)
Review
今から遡ること3年前、県立の中学で学生生活をしていた自分が突如不登校になったときに
親父の部屋として昔使われていた部屋を何の気なしに物色していたときでした。
ケースも表紙も何もないまま、現れたのがこのウマグマのCDだった。

プレイヤーは常備してあったので、とりあえず聴いてみることにしたんです
当時自分が聴いていたものといえば流行りのものばかりだったので、この異様なまでの大凡音楽?とば呼ぶことのできないような、非音楽的なものを耳にしたときは大変なショックを受け
最初はただただ好奇心のみで聴いていました。

それから間もなく、当時厨房だった自分は田舎のCDをあまり取り扱っていないレンタル屋へ行き、狂気を借りて、また意味のわからない感覚に陥っているのでありました。

今となっては、このたった一枚のCDの出会いが今の生活に多大な影響を及ぼしていることは紛れも無い事実なのです。このCDを聴き終えた後に、自分が向かった先は実験音楽と呼ばれるもので、すぐに目を背けましたが。当時そこそこ鍛え上げた耳が、今ではかなり有用されているようです。 

素直に今以って聴いてみよう。 とても幻想的なのです。 実験的ではありますが
ほら、聴こえるではありませんか?
The String Quartet Tribute to Pink Floyd's

The String Quartet Tribute to Pink Floyd's "The Dark Side of the Moon"

Nick / Gilmour, David J. / Waters, Roger / Wright, Mason、Roger Waters、Roger / Wright, Richard Waters、Richard / Gilmour, David / Mason, Nick Wright、Richard / Gilmour, David / Waters, Roger Wright
/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2003年04月29日)
Review
本作は、弦楽四重奏で、名盤「狂気」を見事に解釈・提示してくれる傑作です。ピンク・フロイド作品のトリビュート盤はいくつかありますが、ロック・アーチストによるものはオリジナルが完成されすぎているせいか、原曲を忠実に再現するのに終わる例が多いように思われます。それに対し、本作は弦楽四重奏という制約ある楽器編成で、名盤「狂気」への新鮮なアプローチを示してくれます。"On the run"や"Any color you like"がどのように再現されるかは是非ご自分の耳で確かめてみて下さい。本家「狂気」が爆発的セールスを記録した理由の一つとして、BGM的に聞き流せる(?)要素があることが指摘されますが、本作にBGM的なものは求めないで下さい。ある意味、BGM的要素を取り払って、「狂気」の抱える本質に真剣に立ち向かうことを要請する、鋭利な刃物のような作品に仕上がっているのが本作です。本家「狂気」を聴きすぎてたまった耳の垢を流すのにうってつけの作品と言えるでしょう。
The Piper at the Gates of Dawn

The Piper at the Gates of Dawn

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年07月11日)
Review
 今回のスペシャル・パッケージでは40周年記念盤としてMONO盤、STEREO盤、シングル+レア・テイクが3枚に収められており、これからPINK FLOYDを体験しようという入門者にとっては最高の逸品と言えるだろう。 ただし、STEREO盤は94年に、輸入盤のみであるがMONO盤(特殊カートン・ボックス仕様)とシングル集(初期3枚6曲、見開き型紙ジャケット仕様)が30周年記念として97年にリマスター復刻されている。 既にこの3枚を持っている者にとっては心中複雑であるが、改めてコメント不要の評価の確立したアルバムであり、音質等の復刻内容について述べたい。 

 肝心な音質は、リマスター技術の進歩によりある程度改善されており、旧盤では経年劣化により緩んだ高音と低音を強調してメリハリを出していたのに対し、本作では細部に磨きをかけて音の分離・厚み・拡がり・バランスを改善させている。 とは言ってもSACD化された「狂気」のような驚愕の音質改善には程遠く、リスニング環境によっては旧盤に軍配を挙げる人もいるかも知れない。

 STEREOとMONOの聴き比べでは、STEREO盤は音の分離は良いのだが、単純に左右のスピーカーに音が振り分けられたミックスで、中央から音が聞こえない不自然な音場。 MONO盤は中央にエネルギーが集中し、音の分離では劣るが、厚み・奥行き・拡がり・迫力の点で勝っている。(実に気持ちいい) やはり67年の英国ではMONOが標準だったようだ。 であるならば、今後のSACD化では、マルチMONO のセッション・テープ(恐らく4トラック録音)から経年劣化を補正しながら入念にデジタル・リミックスしてMONOマスターを再作成すれば、バンドが意図したとおりの音を再現できるに違いない。 とにかくEMIには紙ジャケ化よりも、高音質化に注力して欲しい。
対

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1994年04月14日)
Review
 全米・全英両チャートで No.1 に輝いた1994年作品。社会におけるコミュニケーションの欠如、文明や宗教の衝突など、混迷する世の中を描いた思想的な歌詞が秀逸なアルバムだ。アリーナを制覇した持ち前の浮遊するスペイシーなサウンドも健在。6年半の歳月をかけて書き溜めたというメロディーはどれも素晴らしく、期待を裏切らない。

 向かい合う二つの貌(カオ)と貌。しかしそれは一つになった大きな貌のようでもある… ジャケットの不思議なモニュメントから想像する通りの音楽で、知的な好奇心をくすぐる作品だ。
 「降りしきる雨の中に立っていて欲しいのか? 俺から一体何が欲しいんだ?」と歌う "What Do You Want From Me?"、「壁が崩壊した日、僕らは歓声を上げ、グラスを高く掲げた」と歌う "A Great Day For Freedom"、「問題を解決する唯一の手段… それは話し続ける事だ」と歌う "Keep Talking"。切るシングルは次々とヒット。内容の複雑さにも関わらず、アメリカだけで400万枚を売り上げたそうだ。

 「僕は君が潰れてしまうのを見たくて、限界まで追いつめる」と歌う屈折したラヴ・ソング "Take It Back" が個人的には一番好きだ。サウンドだけ聴くと優しいバラードなのだが、流石はイギリスのバンド、と言ったところか。
The Royal Philharmonic Orchestra Plays Hits of Pink Floyd

The Royal Philharmonic Orchestra Plays Hits of Pink Floyd

Alex Klier、Nick / Gilmour, David J. / Waters, Roger / Wright, Mason、Pink Floyd、G.R. / Gilmour, D.J. Waters、Roger Waters、Roger / Wright, Richard Waters、Hermann Weindorf、Hermann Weindorf、Curt Cress、Peter Weihe、Royal Philharmonic Orchestra、Bertel Gebhard、Bimey Oberreit、Lisa Cash、Mario Knapp、Peter Bischof
/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2003年08月12日)
Review
本作はロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラによるピンク・フロイドへのトリビュート盤ですが、エレキギター、キーボード、ドラム、ベースそしてコーラスも加わっており、キャッシュ・レジスターの音(マネー)や時計のベルの音(タイム)も入っています。つまりロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラにロック・バンドが一つ加わった作品と考えるべきでしょう。下手をするとピンク・フロイドの曲の一部をオーケストラでカバーしただけの作品になったのかもしれませんが、そこはさすがに編曲とロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラのストリングと管楽器の音の厚みが素晴しく聴き応えがあり、やはり本作はオーケストラ主導によるクラシック・トリビュートとして十分に価値があります。私としてはピンク・フロイドのクラシック・トリビュートは室内楽が一番と思いますが、本作はマークしておいて損はない作品と評価します。アルバム・ジャケットが輝くダイアモンドを描いているのもにくいですね。
A Saucerful of Secrets

A Saucerful of Secrets

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1990年10月25日)
Review
ファーストアルバムでは、リーダーとして奔走し、そのプレッシャーに負けて「ダークサイド」に入ってしまった可哀想なシド。このアルバム録音時には、スタジオでシドは、他のメンバーに加われず、一人、ギター抱えて、待合室でメンバーを待っていた(メンバーは既に録音を始めていたのに)という。フランスでモデルをやっていたギルモアが初参加し、プログレ色が強くなっていますが、表題曲は名曲です。取っつきにくいかもしれませんが、このアルバムの白眉でしょう。ちなみに、最後の曲だけは、ファーストのイメージを残している。唯一、シドが参加しているからです。天才シドは、この後、「向こう側の世界」へ行ってしまったため、フロイド名義のアルバムへの参加は、これが最後となってしまった。
エコーズ~啓示 ザ・ベスト・オブ・ピンク・フロイド

エコーズ~啓示 ザ・ベスト・オブ・ピンク・フロイド

ピンク・フロイド、ウォーターズ、ギルモア、バレット、ライト、サムソン、ムーア、メイスン、エズリン、カリン
/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2001年11月05日)
Review
 ノーベル音楽賞なるものが存在したら、間違いなく受賞しているロックバンド「ピンクフロイド」
 この作品は、ピンクフロイドの歴史的名曲、各時代の重要曲をいっぺんに聴くことの出来る、ピンクフロイドのベスト盤です。ピンクフロイドほどベスト盤が必要ないアーティストは珍しいですが(オリジナルアルバムがそれぞれ完成したコンセプトを持っているため)、このベストは話が別です。新たなミキシングにより、曲間を上手く繋ぎ、曲を違和感のないように短くしたり(「エコーズ」など)して、新曲が収録されているわけではないのに新作を聴いているかのようです。しかも、メンバー自身の選曲です。
 一まとめに「ピンクフロイド」と言っても、シドバレットがいた時代、ロジャーウォーターズが主導権を握っていた時代、デヴィッドギルモアがメインの時代・・・と時代によって曲調がかなり違います。その意味でも、このベスト盤は各時代の特徴が分かりやすく、「ピンクフロイドってどんなバンドなんだろう?」という人にもピンクフロイド体験の入り口としてお勧めできる内容になっています。もちろん、往年のファンも受け入れられる内容でしょう。
 また、ピンクフロイドは歌詞カードが必須です。
Echoes: The Best of Pink Floyd

Echoes: The Best of Pink Floyd

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2001年11月23日)
Review
駄作の見当たらないFloyd作品をCD2枚に収めることがいかに無謀なチャレンジかは、ファンならずとも理解するところです。実際、個人的に大好きな"Umaguma"、"More"、"Atom Heart Mother"(ファンの間でも評価の分かれる作品群ではありますが)からのピックアップはありません。と言いながらも、本作をとても優れた作品と押すのは、単に知名度の高い楽曲の集合というBest編集の範疇を越えた仕上がりを感じるからでしょう。これまで幾多ある作品をベースに丁寧な選曲を行い、それらを流れを重視して並べることでPink Floydというコンセプトそのものを体現した作品として大きな魅力を感じるからでしょう。これもqualityの高い作品を数多く持つ彼等ならではのなせる技ということですね。"Pink Floydは眉間で聴く"という表現に大いに納得したことがあります。また、開けっぴろげの空間で大音量で聴きたいとの欲望にかられたこともあります。そう思わせてくれるFloyd soundを多くの人に再確認頂く上でも絶好の作品です。
A Momentary Lapse of Reason

A Momentary Lapse of Reason

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2002年08月19日)
Review
1987年リリースの新生ピンクフロイドの第1作・・・デイヴギルモアズピンクフロイドという形容がピッタリのアルバムで、内容は素晴らしく個人的には大好きです。基本的にはデイヴとプロデューサー・ボブエズリンが仕上げたものと言えます・・・ニックメイソンも完全に復帰しておらず(ドラムが叩けない・・・笑)、リチャードライトもサポート程度の扱いになっています。豪華ミュージシャンが参加しており、トニーレビン(B・Stick)・ジムケルトナー(Dr)・カーマインアピス(Dr)・マイケルランドゥ(G)・トムスコット(Sax)等と錚々たる面子です・・・金かかってます(笑)!!ジャケットも合成ではなく実際ベッドを並べたとか・・・ストームソーガソンの仕事は本当スケールがでかい。4曲目「ONESLIP」はデイヴとフィルマンザネラとの共作で最高にかっこいい・・・トニーレビンが大活躍の曲!!5曲目「オンザターニングザウェイ」はデイヴの泣きのギターが炸裂する曲で名演です!!この時期の来日公演を体験しましたが、本当凄いバンドでした・・・とてつもないエネルギーを誇るロックバンド!!必聴!!!!!
対(TSUI)(紙ジャケット仕様)

対(TSUI)(紙ジャケット仕様)

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2005年05月18日)
Review
ギターバンドが好きな私としましては、ギルモア・フロイドは個人的には非常に贔屓にしてしまう音を持っていますので理性的な評価は難しいです。ただ、従来のピンクフロイドと比べると数段聞きやすく、ここの差がロジャー・ウォータスの存在か?などと勝手に解釈しております。聞きやすい分だけやや軽くみられているかもしれませんが私は好きですね。まさに「プログレ風泣きギターアルバム」です。昔、ドイツにマイケル・ローザーというギタリストがいた記憶がありますが音質は似たものを感じます。こちらはもっと宇宙的でしたが。ジャケットそれだけを見て過ごせる時間を提供できるバンドが少なくなりました。もっともCDでは昔のレコードジャケトと同じ表現をするのは無理があるのも事実ですが。もうぼちぼち最新版を出して欲しいですね。
More

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/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1996年09月03日)
Review
'69年にリリースされた彼等初のサウンドトラック作品ですが、Pink Floydの作品のなかでは最もRock tasteの強いアルバムと言えるでしょう。"The Nile song"は当時シングルヒットも記録したカッコいいハードロック、"Ibiza bar"あたりもPink Floydにしか出来ないロック曲です。

ただこれだけでは終わらないのがこの知られざる傑作。ここには後の大成功の予兆が詰め込まれたかのように、彼等の独創性が随所に煌いているように感じます。
楽曲個々は長くとも5~6分、多くは3分前後ですが、その分密度の濃い作品が並ぶワケで、"Main theme"での奥行きのある神秘的なインスト、"Cymbaline"の空虚な叙情美、Atom Heart Motherの"If"を彷彿とさせる佇まいを聞かせる"Green is the color"など、後に彼等が創り出す壮大なスケールの名作の数々のエッセンス、感触を随所に見出す事ができます。
Floyd fanにも意外と知られていないこの"More"ですが、マイナーな映画自体とは別に、個人的には後のFloydの原石とも言える短編集的な傑作と思い込んでいます。

The Dark Side of the Moon [12 inch Analog]

The Dark Side of the Moon [12 inch Analog]

/LP Record
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2003年01月30日)
Review
このアルバムがどれだけ売れたかとか、そんなことはどうでも良いこと。

私の青春、10代、大学進学を目指している頃の、
青春の気持ちの揺れに、LP盤を 繰り返し 繰り返し聞いた思い出。

9月15日 リックライトが他界したニュースが報道された。

虚空のスキャットと命名されたピアノ曲。
エコーズともともに一番好きな曲である。

ビデオ版では、フランスのベルサイユ宮殿でのコンサート。

また、心の中に 蘇ってくる。

冒頭のナレーション。

死を恐れていない。

And I am not frightened of dying, any time will do,
I don't mind. Why should I be frightened of dying?
There's no reason for it, you've gotta go sometime.'
'I never said I was frightened of dying.'

良き曲、イメージを有り難う。
Echoes: The Best of Pink Floyd

Echoes: The Best of Pink Floyd

/CD
 発売日: (2006年10月03日)
おせっかい

おせっかい

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おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2000年08月30日)
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 発売後このLPは二枚購入した。エコーズ(B面)が擦り減って音が出なくなったからだ。毎晩エコーズを聞きながら寝た。そして、朝起きると原子心母を聞いていた。
 この曲の演奏の様子を、ピンク フロイド アットポンペイで初めて見た時は感動した。(アットポンペイを見るために電車に乗って、ある市民会館に行ったけなー。人が少なかったなー。)そして、ライブ演奏を聴いた時は言葉に出来ないくらいうれしかった。エコーズ演奏してくれるんだ、ありがとう!と心で叫んでいましたよ。
 ロジャー・ウォータースがイントロのピアノからベースギターを持つために動く様子が、妙に新鮮でライブを見ているんだ!と実感できた。この曲は4人だけで演奏していると実感できるから好きですね。特にギルモアのギターは凄いに尽きますね。会場にうなり声が響き渡っているという感じでした。でも、ギルモアはとても冷静?に弾いていたんです。口を尖らせながら・・・。S席で良かった!と思いました。
 どれが好きかと自問すると、曲としてはエコーズになる。曲の途中をカットしたものが出ているが、何ということをするのか!!この曲に無駄な部分があると言うのか!
 リックが亡くなったという報道に接する前の夜、アットポンペイを見ていました。VHSをDVDに焼くために・・・・。そんな歳になったんだなー、としみじみ思いました。アス アンド ゼムを作っている!様子を思い起こしながらリックは良い曲を残したな、と思いました。
 ピンク フロイドはギルモアが言ったように終わったかも知れないが、私の中では終わっていないんです。終われないかも。
ザ・ウォール

ザ・ウォール

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2000年06月28日)
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80年、中学の同級生であった上野君に借りたこのアルバムが、ボクが、音楽を難しく聴く様になった初めてのアレでした。某レコード雑誌のCBSソニー新譜宣伝欄に、JourneyのDepartureとBoz ScaggsのMiddle Manと並んでThe Wallが仲良く(?)並んで出ていたのを思い出す。
借りたアルバムを、先ずは当時最高級・最高峰テープであるフェリクロームのSony−DUAD 90分にダビングし聴きまくった挙句、やはりジャケツを見ながらあの墨字のような素敵な歌詞を愛でつつ読解したいという切なる想いを達成すべく、それ以降、いつも輸入盤を購入する際にはお世話になった新星堂でアメリカ盤を購入したのであった。邦盤とは違うあの匂い。薄いラッピングフィルムを通して香る特殊インクなのだろうか、何かを予感させる刺激臭と、In The Flesh?から始まる長い物語が絡み合う俺のプログレッシブであり且つ、結果的にオルターナティブな出会いであり、始まりなのでした。(何が言いたいのか分かんねぇっ)その後、何時だったか、VHSで劇場用映画版The Wall(ボブ・ゲルドフ主演)を購入したのは言うまでも無い。
The Wallから始まった所謂、プログレ遍歴はその後、ブリモノ(いぎりす)、イタモノ(いたりあ)やスペモノ(すぺいん)などに行きつ戻りつ、結果、Pink Floydでもなく、“THE WALL”に回帰するのであった。Pink Floydの歴史の中でこれ以上のアルバムは結局、出ていない。79年以降、Pink Floydの手を離れ、“THE WALL”自身が独自の世界を構築し、俺を魅了し、または、時に苛んだ。
まぁ、とにかく、すげぇアルバムなんで、聴いてみてよ。サウンドエフェクトやプロセスの組み方はチョー高度・ハイレベルなんで、そういった方面の方々も参考になると思うしーっ。合掌
Obscured by Clouds

Obscured by Clouds

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1996年09月03日)
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全体にリラックスして作られた印象があります。どちらかというと地味ですが、よく聴くと名曲揃いです。私も「マッド・メン」が特に好きです。この曲や、クラークのSFから命名した「幼年期の終わり」の素晴らしいイントロ部分を聞くと、フロイド音楽のアイデンティティーはリック・ライトのキーボードにあったのではないかと思えてきます。
p・u・l・s・e(紙ジャケット仕様)

p・u・l・s・e(紙ジャケット仕様)

ピンク・フロイド
/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2005年05月18日)
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本作品では、名作「狂気」の全曲が演奏されているのが嬉しい。一つ前のLive盤「光・PERFECT LIVE!」と重なる曲も多いけれども、そしてRoger Watersはいないけれども、RogerがひっぱるAnimals以降の路線に違和感があった者としては、Roger抜きでもあまり気にならない。Dave GilmourのVocalもなかなかのものだし。ところで、本作にはおまけとしてLPレーベル・レプリカがついているが、それを見ると、One of these daysが曲目としてしっかり印刷されている。ということは、CD化するときに、この曲を落としたのだろうか。私のように、One of these daysのLiveも揃えたいというコレクターは、今のところ、「光・PERFECT LIVE!」を買うしかないようです。
炎‾あなたがここにいてほしい‾

炎‾あなたがここにいてほしい‾

/CD
 発売日: (2006年09月06日)
More

More

/CD
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1996年02月26日)
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'69年にリリースされた彼等初のサウンドトラック作品ですが、Pink Floydの作品のなかでは最もRock tasteの強いアルバムと言えるでしょう。"The Nile song"は当時シングルヒットも記録したカッコいいハードロック、"Ibiza bar"あたりもPink Floydにしか出来ないロック曲です。

ただこれだけでは終わらないのがこの知られざる傑作。ここには後の大成功の予兆が詰め込まれたかのように、彼等の独創性が随所に煌いているように感じます。
楽曲個々は長くとも5~6分、多くは3分前後ですが、その分密度の濃い作品が並ぶワケで、"Main theme"での奥行きのある神秘的なインスト、"Cymbaline"の空虚な叙情美、Atom Heart Motherの"If"を彷彿とさせる佇まいを聞かせる"Green is the color"など、後に彼等が創り出す壮大なスケールの名作の数々のエッセンス、感触を随所に見出す事ができます。
Floyd fanにも意外と知られていないこの"More"ですが、マイナーな映画自体とは別に、個人的には後のFloydの原石とも言える短編集的な傑作と思い込んでいます。

ウマグマ

ウマグマ

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おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2001年05月25日)
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ライヴ・テイクとメンバーのソロに近いスタジオ・テイクを集めた初の2枚組作品。
熱く若々しいライヴ演奏は何よりFLOYDが優れたロック・バンドであることを示しています。コンセプト作が注目されるために忘れられがちですがFLOYDはヘヴィなロック・バンドなのだと再認識できるでしょう。
そしてスタジオ・テイクではリチャード・ライトのシジファス組曲が圧巻。プログレッシヴ・ロックのファンにはずばりの重厚な作品です。そしてこのスタジオ・テイクを通して感じられるのは各メンバーがもつポテンシャルの高さです。
昨今ではあまり話題に上らないアルバムですが、「狂気」以前のFLOYDを一望する巨大な作品です。

アニマルズ

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2001年06月16日)
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名作「狂気」から、「炎」をはさんで発表された傑作。人間社会を「犬:軍人、企業戦士」、「豚:資産家」、「羊:一般人民」という3つのテーマで描いている。
歌詞はこれまでの彼らにはない社会批判的なもので、次回作の「ザ・ウォール」に繋がっていく。

20分近い大作「ドッグ」はギルモアのブルース的ギター・ソロや幻想的なパートもあり、ボーカルも前半はギルモア、後半をウォーターズが担当し、この一曲だけでピンク・フロイド・サウンドとは何かを把握できる。
「シープ」はピンク史上最も悪意に満ちた攻撃的な曲。最初に聞いた時はそのすごさに身震いしてしまったほど。

ピンク・フロイドの道

ピンク・フロイドの道

ピンク・フロイド
/CD
 発売日: (2001年06月16日)
Delicate Sound of Thunder

Delicate Sound of Thunder

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1988年11月28日)
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 いや個人的にはDisc2は間違いなくFloydの最高傑作です。(Disc1はあんまり聴かないけど)
Floydをどれか1枚だけといったらぜひおすすめです。Floydだけでなくプログレの最高傑作と言っていいかも(私は言っちゃいます)
 この時期のツアーは日本にも来ていて代々木のオリンピックプールに聴きに(見に?)行きました。ユーミンもステージで取り入れた
有名な巨大円形スクリーンやお得意のレーザーショーもぶっ飛びましたが、目を閉じて聴いていたとしてもWish You Were Here,
Great Gig In The Sky(何でCDには入ってないの!こんなエッチくさい演奏他で聴いたこと無い。Pulseよりも絶対上),
Comfortabley Numbなんかは充分泣けたと思います。
 ライブ盤ではPulseも出てますが、音も映像もDelicate Sound〜の方が好きです。Pulseでは狂気がアルバムの順番通りに
演奏されてますが、こっちはばらばらなのでかえって個々の曲の良さが際だって新鮮です。Us And Themのサックス・ソロ最高です。
あついです。
 アンコールは定番の2曲ですが
 Comfortably Numbのギターソロ、泣いちゃいます。べそべそ泣いちゃいます。
 Run Like Hellのイントロ、むちゃくちゃかっこええです。
とにかくおすすめの1枚!!(2枚組だけど・・・)
イン・ザ・フレッシュ

イン・ザ・フレッシュ

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2000年12月27日)
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まさかWatersの日本公演が実現するとは思わなかったが、それにもまして驚いたのが、このアルバムに収められている究極と言って良いライブが、ほぼそのまま目の前で再現されてしまったことである。

ライブ盤としては、「ライブアルバムとはこうあるべきだ」と言うべき完璧な作品である。しかしそれにしても、この50代後半にしてこのエネルギッシュかつ長時間の演奏をこなすWatersにはただただ恐れ入るしかない。「狂気日食」で「お見事なエンディング!」と思いきや、なんとそれで終わらず「コンフォタブリー・ナム」をやる辺りが超一流の証なのであろう。しかも、Ployd時代の作品とソロ活動に点じてからの作品が全く違和感なしに続いていくところが、「音楽の精神性」を大切にしているWatersの凄みなのであろう。名前だけ立派でど派手なショーをやっても、インチキ臭さだけが残るどこかのバンドとは大違いである。
これだけの内容でこの値段であるから、なんだか申し訳ないぐらいの気分である。

DVDも見てみたが、曲の構成はもちろんステージの演出も2000年のアメリカツアーとほぼ変化は無い。しかし、多少のメンバーの入れ替えもあることであるから、「イン・ザ・フレッシュⅡ」でも何でも良い、2002年のワールドツアーのライブをリリースして欲しいと願っている。以上

The Division Bell

The Division Bell

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 発売日: (2009年05月17日)
Ummagumma

Ummagumma

/CD
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1994年11月07日)
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Atom Heart Motherの前年(69年)にリリースされた彼等の古典とも言えそうな作品。初期の意欲的実験作とも位置付けらると思いますが、個人的には思い切りの良さ、斬新さに惹かれて大好きな作品となっています。
当時ダブルアルバムとしてリリースされたヴォリュームある内容ですが、まずはライブバージョンで収められた"A saucerful of secrets"、"Careful with that axe, Eugene "が強烈です。オリジナルからスケールアップして放たれる生のインパクトは今も新鮮、聴くものを直撃するエネルギーと濃さを感じます。
加えてCD2はSF趣味のおもちゃ箱のような趣きを持つ作品群。"なんじゃこりゃ"的な楽しさと驚きを同居させながらもメンバーのアイディアと感性の非凡さを実感する思いです。

その後に完成度を高めた名作を連発する彼等ですが、個人的にはゴツゴツしながらも奔放なエネルギーを感じるこの頃の作品により愛着を覚えており、本作はその中でも大好きな逸品となっています。



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